TD Garden Boston 12 June 2013

 

50周年の記念LIVEとして、2012年11月〜12月に行われた「50 & COUNTING… THE ROLLING STONES LIVE」。

ロンドン、ブルックリン、ニューアークの3カ所で5回の公演が行われたのだが、

2013年にも新たにツアーが始まるものと思いながらも、なかなか発表に至らなかった。

そんな中でも、オーストラリアのプロモーターがツアーの仕切りを勝ち取ったというニュースが入ったり、

北米で18公演という噂が出たりと、徐々にツアーの期待が高まっていった。


そして3月末に、昨年同様、オフィシャル・サイト、Facebook、Twitterなどのネットを使っての

「発表するぞー! 注目しろよー!」という煽りが始まり、ついに4月3日の日本時間午後10時に、北米9公演、

それにグラストンベリーとハイドパークが発表になった。

スケジュールを見ると、公演日と公演日の間が空き過ぎだし、まだまだ追加発表があるだろう、NYは? MSGは?

行くならやっぱNYでしょ?!という事で、やきもきしながらも少しずつ小出しにされる追加を睨みながら、連れと相談。

行かれるのは6月、となると東海岸。

17公演出揃った頃、いろいろな情報と動向から、たぶんNY/MSGは無いだろうと踏んで、

まだ行った事が無い都市で見たいね〜。となるとボストン!しかも、ボストンだけ中1日で2公演見られるぞ!

MSGが出たらまた行けばいいじゃん(嘘)という事で、ボストン2Daysに決定!


今回、STONES側からファンのためにと、85ドルという安価のチケットが発売され、

公演当日まで席が判らないものの、憧れのTongue Pitも含むという。

どこの席になってもお値段的にはお得だし、Tongue Pitが当たるかも?!(笑)

しかし、今回は絶対Tongue Pitで見たい!!!と連れと意見が一致し、1日は思い切ってVIP Tongue Pit、

もう1日は85ドルでTongue Pitを当てよう(笑)という事に。

発売日に無事チケットを確保し、飛行機やホテルを手配しなくちゃという頃、ボストン・マラソン爆弾事件が起り、

少し心配したのだが、6月11日出発、16日帰国の4泊6日の遠征旅行の日があっという間に来てしまった。

今回はJALの直行便にしたのだが、なんと昨年までボストンへの直行便は無かったという。全然知らなかった。

どうりで、エア・チケットを見ていた時、乗り換え便ばっかりだなあと。

飛行機自体も、なんと、あのボーイング787!いろいろあって、ニュースでもいっぱい取り上げられていたけれど、

問題があったからこそ今は大丈夫と、自分はそんなに心配はしなかったな。運行再開されたばかりだけどね(笑)


11日は11:00成田発、同日11:05ボストン着。

STONES遠征の人はいるかなあと見ていたが、出張っぽい人が多く、らしい人も見かけなかった。

機内はやはり新型機とあって、綺麗だし、エンジン音も今までと比べると静かだし、コンパクトでいいんじゃない。

「ダイハード」の最新作を見たら、エンド・クレジットで「Doom and Groom」が使われていて自分だけ大盛り上がり(笑)

降りる前に限定「くまモン」機内食が出て、おおお〜美味しいじゃん。


そうこうしているうちに12時間半の飛行を終え、ボストン・ローガン空港到着。

イミグレーションでは、奥様がベロ・ジャケットを着たご夫婦を発見。やっぱりいたね〜。

早い時間に着いたので、一旦ホテルに荷物を預け、連れの買い物につき合ってニューベリー通りへ。

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夕方ホテルへ戻ってチェックインし、お目当てのシーフードを食べに行こうという事で、

ハーバードにある「Legal Sea Foods」のCharles Square店へ。

シーフードのグリルやクラム・チャウダー、生カキ!

そして、ボストンのビールSam AdamsのLagerで前祝いの乾杯!美味い〜〜〜!!!

さて、翌日のボストン2Daysの1日目。

この日は、メールで案内が来ていた$85チケットの受け取り場所と、VIPの受け取り場所&どれくらい並んでるのかと、

午後3時頃に確認しに会場へ行ってみるという予定。

それまでは、ホテル近くのビーコン・ヒルという古い街並が残る素敵な街を散策。綺麗で素敵な街だったなあ。

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会場のTD Gardenは、ホテルから6−7分で歩いて行かれる距離。

それにしても、街中、地下鉄駅構内、そして会場内外、どこにもSTONESのSの字も全くなく、

ほんとにSTONESのLIVEがあるの?っていう感じ。

ちょうどボストン・ブルーインズがNHLのファイナルのスタンレー・カップ中なので、そのポスターやバナーはいっぱい。

外の広〜いスペースには、UPSTAGINGの赤いトレーラー軍団がずらり。

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そして、ホテルから来て一番近いWest Gateに着くと、10人ほどの列を発見。

見ると、メールで案内が来ていたWest Premium Entrance。「VIP Tongue Pit」という張り紙案内も貼ってある!

会場に着いたとたんにVIP Entranceを発見とは嬉しいじゃない!

VIP Tongueは午後3時前に10人程、と確認。この頃に来ればFront Rowは確保できるな。

簡単にVIP Entranceを確認でき、次は$85チケットの受付の場所を確認に、会場をぐるりと歩いてみる。

このTD Gardenは、North Stationという列車の駅の真上にあり、駅構内に西と東の入口がある。

もちろんその入口はまだ閉まっているが、西側にチケット・ブースを発見。

いろいろ歩き廻ってみるが、グッズ売場の気配すらない。

そうこうしていると、やっと小さなグッズ売場が設営されたが、

置いてあるものは50周年ロゴのオーソドックスなブラックTやグレーT、それにプログラム。

欲しいボストンTなどはなく、がっくり。


会場内に入らないといろいろ買えないのかあと思いながら、

チケット・ブースでメール案内の$85チケットの受付場所を聞いてみると、その奥だと。

行ってみると、小部屋に受付のデスクが並び、係員が受け渡しの説明を受けているところだった。

その外へ廻ってみると、なんとそこにも列が出来ていた。

先頭のおばさんに「$85の列?」と聞くと、「Yes! This is 85 Club!」。受け取りは5時からなのに、もう並んでるんだあ!

Shidoobeeなどのネットでの情報では、早めよりも遅めに来たほうがTongue Pitが当たってるようだったし、

早く受け取る必要もないし〜。


まだまだ時間があるので、TD Gardenから橋を渡って、チャールズタウンへ。

そして、米国船コンスティテューション号を見学しに(笑)

現在も航行できる世界最古の戦闘艦で、とても優雅で綺麗な帆船。

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散歩しながらTD Gardenへ戻ると5時半過ぎ。

ホテルへ戻るにも、どこかへ行くにも中途半端だし、なんだか足も疲れちゃったし、

休憩するにもチケットを受け取ってしまおうという事で、さっきの$85チケットの受付場所へ。

もう列はまったく無く、2−3組の人たちが受付をしているだけ。

受付は、「A-C」「D−F」という風に名前のアルファベットによって係員が別れていて、ずらっとデスクに座っている。

一番奥の「A-C」デスクへ行き、係のおばさんに笑顔で「Hi !」。

受け取りに必要なPhoto IDであるパスポートを見せると、名前を確認してチケットの山からチケット封筒を取り出し、

おばさん笑顔で小さくThumb’s Up!!!!!!!!!!!

えええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

おばさん、横に待機のお姉さん係員を呼んだ!

「Congraturation!」と手首にリストバンドを巻かれ、続いて連れの手首にも!

な・な・な・なんと、本当に$85チケットでTongue Pitが当たっちゃったではないかあああああああ!!!!!!!!!

飛び上がって歓声をあげると、違う係員にもう片方の手首に

$85の印のニコちゃんマークのリストバンドを巻かれ(これ何の意味があるのか?)、うっきうきで部屋を後にした。

興奮していたので、初め違うところに並んでしまい、おかしいなあと思って聞きに行き、Tongue Pit入場列に並んだのが5:50頃。

そこはVIPの列があった所で、VIPが入場した後らしい。Tongue Pitへは同じ入り口なんだな。

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さて、いよいよ入場。

リストバンドを見せ、チケットのバーコードをスキャンし、セキュリティー・チェックを受け、階段を上る。

おじさん、おばさんが多いのかあわてて走る人はいなく、皆んな比較的冷静に進んで行く。

途中では係員が立っていて、「こっち、こっち」と誘導。

さらに階段を上がり、会場内へ入ると、そこは1階スタンド。通路の階段を降りて行きアリーナへ。

アリーナ、キース側の一番後ろから端を歩いて行き、ベロの根元のPit入り口から、とうとうTongue Pit内へ!

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場所を物色することもなく、すうーっと、背の低いおばさん達がいるキース・サイドへ。う〜ん、ナイスなポジションじゃない?

ショーが始まるまでにはまだまだ2時間半もあったのだが、廻りの人たちといろいろ話したりしていると、全く苦にはならなかった。

2006年の東京ドーム巨人オレンジ・ベロTを着ていたところ、

前にいたおばさん2人組に「ベースボール・タン、いいわね〜」と声を掛けられた。

おばさん達、以前東京ドームにボストン・レッドソックスの試合を見に行ったとの事。レッドソックスの大ファンなんだねえ。

一番面白かったのが、ドームにあったプラスティックの四角いケースだって?!

皆んなその中でタバコを吸ってたって。喫煙部屋のことかあ。

もの凄く煙かったけど息を止めて中に入って写真撮って来たわよ!と大笑い。

原宿や明治神宮も行ったし、桜が凄く綺麗だったって。

隣は待機列ですぐ前にいたご夫婦。東京ドーム・ベロTの話で「かっこいいわね〜」と話に加わり、

皆んなに名前を聞いて「私たちは仲間で、ここは私たちのスペースよね〜!」と。

そのおかげもあって、待ち時間にトイレに行ったりグッズを見に行ったりすることができた。

場内ではAlabama ShakesのHold Onが流れてる。

興奮してたし、おしゃべりしてたから、あまり他の曲は覚えてないなあ(笑)

最初のうちは、ロンドンと同じく、ほんとにいっぱいに埋まるのかなあというくらいのPit内もだいぶ埋まって来た。

もうすぐ9時、さあ、いよいよ始まるぞ。


場内のライトが消え、ショーの前のビデオがスクリーンで流れ始める。

イギー・ポップ、ピート・タウンゼント、ジョニー・デップなどの有名人、そして世界中のファンの声を集めたもの。

2012年のLIVEの時のものと少し変わったと聞いていたが、ファンのパートが若干変わったみたい。

と、!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

突然画面いっぱいに自分の顔が!!!!!

「チャーリーで!(ウィンク)」

びっくり〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!

実は海外のファン・サイトIt’s Only Rock’n Rollで撮影の話が出て、それに参加希望し、都内・新橋で撮影を行ったもの。

10数組撮影されたようだが、2012年版ではコピー・バンドの2人やファンクラブ会長及びその面々などが採用されていた。

そして、ここへ来て、な・な・な・なんと、心構えも無く(笑)、突然の登場とは!!!

他の会場に行かれたお仲間さんもいたはずだけど、わからなかったんだな。

しかし、画面に登場するや、前のおばさん、隣のおばさん達は自分と判り、

「イエ〜イ!」。後ろの巨漢野郎とその彼女とはハイ・タッチ!

Tongue Pit大当たりから、スクリーン登場と、驚き桃の木大興奮!!!


ビックリ大興奮がさめやらぬまま、2012年では生の太鼓隊だったが、それがテープで流れ始める。

暗がりの中、ドラムス横にキースが見えた。

ギター・ストラップをかけてもらい、チャーリーも見えた。

「Ladies and Gentlemen, will you please welcome The Rolling Stones!!!」

いやあ、この瞬間は何回見ても興奮するなあ。

そして出て来たあ!1曲目は「Get Off Of My Cloud」!

ここのところ、前半の中盤以外はセットはだいたい固定されている感じだが、判っていても1発目は大興奮!

ミックは全身黒で、黒のきらきらジャケットがアクセント。

って、近い。すぐそこにミックが来てる〜!

キースも黒いジャケットにグリーンのシャツ、頭の鉢巻きも黒。ギターはナチュラルのテレキャス。

うっひゃあ〜、キースが目の前!

ロニーはいつものサイTシャツにジャケット、チャーリーは黒地に襟に黄色のストライプが入ったいかしたポロシャツ。

チャーリーの顔もしっかり見えるぞ。

「Hey! You! Get Off Of My Cloud!」と指を掲げて大合唱。

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続いて「It’s Only Rock’n Roll」、そして「Paint It Black」。

おおお、キースが前にきてあのイントロのギターを弾いてる!いいね〜!

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そして、お待ちかねリサ登場の「Gimme Shelter」。

またもやキースが前に出て来て、まじめな表情でイントロを。

やっぱりこの曲はリサじゃなくちゃね〜!!

かなり貫禄が良くなったけど、ヘア・スタイルは、この爆発アフロはいいね〜。

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そして今夜のスペシャル・ゲスト、Gary Clark Jr.の登場。

3月の来日公演以来のご対面。曲は予想通りの「Going Down」。

彼もSTONESとの演奏に大分慣れて来て、いい感じにギターを弾いている。

Beckとまた違って、SoulfulでFunkyな感じになっていいなあ。

ミックがギター・ソロだとか、歌うぞって、Garyに小さく合図しているのが面白かった〜。判ってるって(笑)

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久し振りに聞く「Beast Of Burden」も、新鮮で素晴らしい演奏。

ところで、後ろの巨漢野郎。ブルーインズのジャージを着てるんだけど、

飛び跳ねるは、大声で歌うは、曲の間も大声で叫ぶはで、もうたいへん(笑)

お腹もボッカ〜ンと出ていて、飛び跳ねるごとに後ろからボンボンと当たる。しかもそのお腹が結構硬い(笑)

手で頭をたたかれたり、お腹でアタックされたりするが、

ちゃんと「ごめんね」とかわいく言ったり仕草するので、根はいいやつなんで憎めない。

しかも、かわいい彼女が一緒で、時々いい加減にしなさいと言われ、一瞬静かになるのだが(笑)

そして本日のリクエスト曲。絶対「Sway」、お願い、来て〜!

おおおおおおおお〜!!!「Sway」!!!

念願のミック・テイラーの「Sway」!!!

青っぽいコート・ジャケットに長いスカーフを巻いて、レスポールで登場。

間奏はロニーのボトルネックだったものの、MTの最後のソロが素晴らしい!

何だか感激して涙ちょちょ切れ〜。この曲大好き〜!

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あっという間に終わっちゃった「Sway」の次は、今回のツアーで初演奏された、注目の「Emotional Rescue」。

ミックのファルセットもいい調子で出ていたし、ダリルのベースも唸り、ボビーのサックスが炸裂する。

なかなかいい感じでGOOD!

そして新曲2曲。

ここでミックが、TD GardenをホームとするNHLのブルーインズのジャージを見せ、バックは「JAGGER 50」と入っている。

ミック、満面の笑み(笑)

ちょうど今、NHLのファイナルであるスタンレー・カップが行われている事もあり、会場内は拍手と歓声の嵐!

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さて、「Doom and Groom」は、ロンドンで見た時よりもだいぶこなれてミックの歌い方も凄く良い感じがした。

続く「One More Shot」での小ネタ。

「I love I love I love I love I love」とキースがコーラスを入れる場面。

ミックがキースに「ほら、コーラスだぞ」というように合図すると、

キースはおっと?!という顔をしながらもマイク・スタンドへ向かったのだが、

ミックはそのまま2番を歌い始めてしまい、キースは「何だ、こいつ」という顔をしてミックを睨んでた。

これ、ミックが間違えて合図したんだと思うけど(笑)

次の「Honky Tonk Women」でもおかしかったのが、ミックがキースに「ほら、ベロの花道に行くぞ」というふうに合図すると、

キースはさっきの事もあり(笑)、「しかたねえなあ、行ってやるか」という顔をしてミックについて行った。

こんな様子が手に取るように見えて、ほんと面白いな〜。

そしてメンバー紹介となるのだが、チャーリーの紹介の時に、チャーリードラム・セットから前に出て来るものの、

今までは一言も喋らなかったのが、な・な・なんと!「Hello!」と、一言だけだけど喋ったのだあ!!!

それを見てロニーなどは、もの凄くビックリした様子でおどけていた。

後半戦は、キース・コーナーから。

ツアー後半から登場した「You Got The Silver」。

アコギ2本で、ほんとうにかっちょいい1曲。キース節も炸裂で、最高。

「Before They Make Me Run」も大好きな1曲。昔からLIVEでこの曲を聞くと、なぜがウルウルと。そして、この日も。

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そしてお待ちかね、ミック・テイラーの「Midnight Rambler」。

早くもテイラー出て来て、ハーモニカを吹こうとするミックに顔を近づける。

キース、ロニー、テイラーと、3人のギタリストが並んで演奏する姿、いいなあ〜!

そして「Well, you heard about the Boston」のところでは、ミックはいつもよりタメにタメて歌い、会場内は大盛り上がり!

この曲はテイラーの参加によって、よりスリリングでエレガントになったと思う。

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ここから先は、怒濤の定番コース。

「Miss You」から「Sympathy For The Devil」までノリにノッて転がって行く。

それにしても、メンバー全員、かなりリラックスしていて、本当に楽しそうにパーフォームしている。

キースもロンドンではまじめに黙々とギターを弾いていたように見えたのだが、

動きが多くなり、キメのポーズもいっぱいしていたし、笑顔もいっぱいだった。

Pitにいるとなかなかよく判らないのだが、オーディエンスのノリも最高に良く、歓声・拍手も凄いためか、

ミックもいい感じに歌い、踊っていた。

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そして一旦全員ステージから消え、アンコールへ。

大歓声の中、コーラス隊が左右に登場。みんな若くて可愛らしい(笑)

「You Can’t Always Get What You Want」。

この曲が、LIVEでフル・コーラス入りで聞けるなんて、ほんと夢にも思わなかったなあ!

しかし、ここでまた後ろの巨漢野郎の登場(笑)

こいつ、このコーラスの時も、最初っから最後まで大声で歌いまくり!

すっげー大声なので、肝心のコーラス隊の声が聞こえないくらい。

むむむ〜、これだけはヤツにいなくなって欲しかった〜!(笑)

そしてそして、怒濤の嵐の「Jumpin’ Jack Flash」へ!

いやあ〜、JJF最高!!!

あああ〜、あと1曲で終わっちゃう〜・・・

颯爽と前に出て来たキース、ここでやってくれました(笑)

「Satisfaction」の出だし「ジャッ、ジャ〜ン」をズッコケ〜!

キース、苦笑いしながら何かブツブツ言うと、今度は完璧にかっこよく決めてくれた!!!

いいね〜、リラックスしてる証拠だ。やり直しはあんまり見られないもんね。

と、あれ?テイラーは?と思ったら、チャーリーのドラム・セットの横にいて、ロニーが前に出ろよとさかんに促してる。

テイラー、なぜかなかなか前に出て行かないので、ローディーの人が背中を押すと、ようやくノソノソと出て来た。

何があったかわからないが、その後は楽しそうに弾いていた。

そして最後の「ヘ、ヘー、ヘイ」「サーティスファクション」というところなどは、

ダリルのところへ行き、一緒にワン・マイクで歌っていた。


最後はお決まりのバック・メンバーを含めてのご挨拶。

そして、テイラーを含めたメンバーでのご挨拶。

この時、なぜかキースがやけにホゲッとした驚いた顔をしていたのが可笑しかったな。

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ああ〜、終わっちゃった。あっという間の2時間半。

声は枯れ、喉は乾き、耳は大声で蝉が鳴いている。

しかし、大興奮、大感激、大満足、そしてビッグ・サプライズのボストン初日だった。

まわりの皆んなと「最高だったねー!」とハグし、「またどこかでねー!」と。

そしてTongue Pitから出ようとしたところ、後ろから肩をポンと叩かれた。

振り返ると、ローディーらしき人がセット・リストの紙を手渡してくれるではないかあ!!

最後にまた、ラッキーなことにセット・リストもゲット。

こんなにいろいろあっていいのかあ?!

でも、キースのピックだけは、惜しくもキャッチ出来なかったので、それもゲット出来ちゃってたら出来過ぎだもんね〜。

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帰りは会場内コンコースにあるグッズ売場をゆっくり見て、

欲しかった北米ツアーのイエロー・ベロT、ブラック・ロング・スリーヴTなどを購入。

ボストンTは、Pitに入ってからトイレに行ったときに、ついでにゲットしてたからね。

大感激のまま、TD Gardenからホテルまでブラブラ歩いた。

喉も乾いたし、お腹も減ったしだったのだが、ホテルまでどこもお店が開いてない。

スーパーらしきものもコンビニらしきものもなく、ちょっと先まで歩いてみようと行くと、

へんなバーがあり営業中。食い物もありそう。という事で、この店に決定。

店内ではシカゴで開催中のNHLのブルーインズの試合をやっていて皆それを見ていた。

バッファロー・チキンとポーク・ダンプリング(これが、まんま日本の餃子。ネギつき)、

それにSam Adams Lagerで乾杯!!!

こうしてホテルへ戻ったのが、1:30過ぎ。

興奮して、まだまだ眠れないぞお〜!!(笑)

 

1 Get Off Of My Cloud

2 It's Only Rock'n Roll

3 Paint It Black

4 Gimme Shelter

5 Going Down (with Gary Clark Jr.)

6 Beast Of Burden

7 Sway (with Mick Taylor)

8 Emotional Rescue

9 Doom And Gloom

10 One More Shot

11 Honky Tonk Women


--- Band presentation


12 You Got The Silver (Keith)

13 Before They Make Me Run (Keith)

14 Midnight Rambler (with Mick Taylor)

15 Miss You

16 Start Me Up

17 Tumbling Dice

18 Brown Sugar

19 Sympathy For The Devil


--- Band off stage

20 You Can't Always Get What You Want

21 Jumping Jack Flash

22 Satisfaction (with Mick Taylor)