TD Garden Boston 14 June 2013

 

Big Surpriseで大興奮のボストン初日が終わり、翌日はゆっくり起きてブランチを取る。

ついでに新聞も2紙購入。あれれ?あんまり大きく出てないなあ。

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BOSTON GLOVE紙                BOSTON HERALD紙


今日は1日ゆっくりボストン美術館へ行こうという事で、地下鉄でGO。

この地下鉄、市内の古い路線は2−3車両で、ホームも線路と段差がほとんど無く、入り組んでいて、まんま路面電車が地下に入った感じ。

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ボストン美術館では、ヨーロッパ印象派の名作を始め、アメリカ近代から日本美術などを堪能。

また、企画展の「Samurai!」という鎧兜の展覧会や、ミケランジェロの素描展なども見る事が出来た。

途中、理由は説明されなかったのだが、突然全員外に出されるというハプニングがあったりしたのだが、

夕方までゆっくりと美術館を堪能した。

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一旦ホテルへ帰り、夕食はまたまたシーフード。

ケネディ大統領も通ったという古〜いUnion Oyster Houseへ。

Sam Adams Lagerやワインとともに、今夜は奮発してロブスターを1匹注文!

いやあ〜、美味かった〜!

さて、翌日のボストン2nd Day。

今日は3時までにはVIP Tongue Entranceに行こうという事で、

それまでは連れの買い物に付き合い、川向こうのショッピング・モールへ。

帰りにホテルの隣のWhole Foods Marketでいろいろとつまみを仕入れ、酒屋でビールとワインを買い、

LIVE後のホテルの部屋での打ち上げに備えた(笑)

先日と同じように、ホテルから歩いてTD Gardenへ向かうと、先日には無かったベロ・マークにWill Callと書かれた大きな案内板が。

な〜んにも無くてわかりずらかったのか、エントランスのほうにも案内板がいくつか出来ていた。

そこで写真を撮っていると、通りがかりの黒人のおばさんが「今日は何があるの?」と聞いて来た。

教えてあげると「私もローリングストーンと写真撮って」と言うので、彼女の携帯でしっかり撮ってあげた(笑)

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すぐ先のVIP Entranceへ着くと、7人ほどが既に列を作っていた。

最後尾に腰を降ろし、隣の人に「Hi!」。

20代前半位の可愛い女の子と、田舎のジーン・ハックマンのようなお父さんらしき2人連れ。

コネチカットから車で3時間かけて来たそうだ。

女の子に、東京からSTONESを見に来たと言うとびっくりされ、

「STONES見るのは何回目?」と聞くので「今日で34回目になるよ。」と言うと、なんと彼女は今日が初めてだって!

初めて見るSTONESがTongue PitのFront Rowなんて最高の経験だね!

列には、イミグレーションで見かけ、1日目のPitで斜め前のFront Rowにいた日本人のご夫婦が3・4番目にいらしたのでご挨拶。

彼らの隣2番目には、ShedoobeeのGailもいたので、これまたご挨拶。

列はどんどん人が増える訳でもなく、ポツポツと来る感じ。

受付開始時間は4:30だったのだが、4時過ぎくらいまでは10人程の人だけだった。1日目より少ない感じかな。

その頃には、係員によって柵がずらっと設置され、一般通行人から分けられる。

ここはNorth Stationnという大きな駅なので、たくさんの人が次から次と行き交っている。

時々、通行人が「何があるの?」と聞いて来る。あるおばさんは「ROLLING STONES!何十年も前に見たわ〜!」だって。

後ろに並んでいたのは、同年代くらいのアメリカ人ご夫婦。

奥様は、ベロに日本語で「ローリングストーンズ ハーレムシャッフル」などと書かれたタンク・トップを着ている。

ベロの指輪を見て、「おもしろいわね〜!」と話だし、タンク・トップに書かれた日本語を説明してあげると、面白がっていた。

このご夫婦、STONESオフィシャル・サイトの当日の「PHOTOS」コーナーに、しっかりアップされていたぞ。

さて、受付開始の4:30。

ドアの中に数人づつ入り、Photo IDのパスポートを見せて名前を確認。

チケットを受け取り、リストバンドを巻かれ、

数人づつ係のお姉さんにエスコートされて先程の列の外に、新たに列を作って入場時間まで並ぶ、という手順。

ここの時間がまた結構あって、隣にはVIP Hospitalityの金持ちそうな列が出来(笑)、

入場が始まったのは6時くらいになっていた。

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さあ、いよいよ入場の時間。

チケットのバーコードをスキャンし、セキュリティー・チェックを受け、

これまた数人づつ係員にエスコートされて、ゆっくり整然と案内され、会場内へ。入り方もVIPだな(笑)

1日目と違って、入ったところはアリーナの一番後ろ。まだ係員しかいない静かな会場。

そこから端を歩いて行き、キース側Tongue Pitの入り口から中へ。

確保した場所は、1日目と同じキースの目の前、しかし今日はFront Row on the Rail!!!

ついにTongue PitのFront Rowに来たあ!!!

左隣は挨拶した日本人ご夫婦、その隣にGail、右隣は日本語タンク・トップのご夫婦。

ステージ上のビッグ・リップはまだ赤くライトアップされてなく、明るめなために、ドラム・セットもよく見える。

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ショーが始まるまでの間、連れがトイレに行く時、隣の日本語タンク・トップおばさんに声をかけると、

「OK!」と柵を背に両肘を大きく拡げ、場所を確保してくれていた。

1日目と同じく、廻りは皆いい人たちで良かった〜!

しかし、後ろになにやら大きめな男2人連れがピッタリくっついて来て、

$85チケットで当たったらしく、大声で携帯で「今Pitの中だぜ!Front Rowだぜ!」と友達らしき相手に話している。

そして、連れの向こうに手を伸ばして柵を掴んだりして来て、ゴリゴリ入って来そうな勢いだった。

そこで、隣の日本人ご夫婦と、ちょっとフレンドリーになっておこうと、こっちから話し掛け、写真を撮ってもらったり。

「俺はこの甥っ子と来てるんだ。ローリング・ストーンズ!ワオ〜!どのアルバムが好きか?俺はエグザイルだ」

などと言っていたが、結局押すわけでもなく、騒ぎ過ぎるわけでもなく、ショーの途中ではいなくなっていたけどね(笑)

さあ、ボストン2日目のスタート!

1日目よりも少し早めの、9時15分前くらいに場内が暗くなる。

例のビデオを、今日はしっかりデジカメで録画。

隣のご夫婦に気付かれ、思わず「俺だあ!」と手をあげてしまった(笑)

飛び出して来たミック。今日も最初っから飛ばしてる感じ。

今日はミックはグリーンのジャケット、キースはグリーンの鉢巻きに赤いシャツに黒いジャケット、

チャーリーはオレンジのTシャツ。

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「Paint It Black」でキースが前に出て来た!おおお、目の前!

あのイントロのギターを弾き出す。鳥肌もの。


「Gimme Shelter」、またもやキースのイントロがかっちょいい〜!

その後も、腰をかがめて睨みつけるようにしてギターを弾く。

そしてリサの登場。彼女、絶好調じゃないかな。パワフルに歌い上げてる。

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次の曲は、おおお!「All Down The Line」!

目の前のキース、イントロのポーズ決まったあ〜!!!

曲ごとに始めのイントロのところで、キースが前に出て来てギターを決めるのだが、

それが毎回目の前で見られて、ほんと最高!!!

キース、決めに決めてます!

そして今日のリクエスト曲。

絶対、絶対「Memory Motel」!!!お願い!!!

来ました〜!願いが叶って「Memory Motel」!!!

歌詞の中にボストンも出て来るし、やっぱりこの曲でしょう!?

1日目も2日目も、第一希望が見事当選!(笑)

イントロのキーボードが鳴り始める。鳥肌。

そこで、ミックが優雅に、優しくダンスする。

キースはジャケットを脱いで、赤いシャツ姿に黒のセミアコ。

キースのヴォーカル・パートでは、会場内は大歓声!!!キースが歌うたびに、歓声が上がっていた。

そして、「Back up to Boston」のところをミックは叫ぶように歌い、これまた大歓声。

うう〜、ほんとにいい曲だあ。

そして、ミックが黒のストラトを下げて出て来たぞ。

なんと、「When The Whip Comes Down」!!!

わお!1日目も今日も、いいセットだなあ。

久し振りに聞くこの曲も、タイトでいい演奏でかっちょいい!

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続く「Emotional Rescue」で、真中らへんのFront Rowに陣取ったコネチカットの女の子を見ると、

ノリにノッていて凄く楽しそう。

1日目もそうだったのだが、こんな所で見てると、写真やビデオを撮るのがもったいなくて、

生で、この目で見るのが最高!(とはいえ、ちょこちょこ撮ったけど(笑)

しかし、動きが少ない「You Got The Silver」だけフルでビデオに撮ってみようと思い、実行(笑)

時々生で見たりして、手ブレもあったが、なかなかのが撮れたんじゃないかな。

この日もキース、いい調子に歌っていて最高!

演奏し終わって、キースとロニーが真面目くさった顔をして、お辞儀をしながら握手していたのが可笑しかった。

続いて、サンバーストのテレキャスで「Happy」。

キース節全開、キメポーズばっちり、キース、ほんと楽しそう。

「Midnight Rambler」で、この日ミック・テイラー初登場。

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ハーモニカのミックに近づくのはお約束。

のっしのっしといった動きは愉快だが、しっかりギター・ソロを決めてくれた。

しかし、この時もキースのイントロ・ソロは、かっちょ良かったぞおー!

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「Symphathy For The Devil」でのミック。

後半、ベロ花道で熱唱の時、ワン・フレーズ低い声で歌ってた。息切れしたのかな〜(笑)

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さて、アンコールの「You Can’t Always Get What You Want」のコーラス隊。

今日は、あの巨漢野郎もいなく(笑)、素晴らしいコーラス。感動もの。

ミックも生ギターを弾きながら歌う。

途中の「What’s your favorite flavor?」の「Cerry Red!!!」のところで、

3つ隣にいたShedoobeeのGailがスクリーンに大写し!最高の笑顔。

曲の最後は、なかなか終わらず、チャックがラグタイム風のキーボードを弾くという、珍しいシーンが見られた。

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あああ、あと1曲で終わっちゃう。

最高に楽しかったボストン2Daysもあと1曲。いやでもこの時が来ちゃうんだなあ。

この日も少し遅れてテイラーは登場。

可笑しかったのは、1日目でダリルとコーラスしていたパートで、

テイラーがマイクに行く頃にはミックがもう歌わず、テイラー、あれ?あれ?とミックを何回も見ていた。結局歌えず(笑)

そして、皆で最後のご挨拶。

バック・メンバーを含めたご挨拶の後、隣の日本人ご夫婦の奥様がさかんにキースに

「ピック・プリーズ!」と叫んでいるのをキースは見つけ、両手を胸や腰に当て持ってないよ〜という仕草をしたのだが、

なんと後ろへ行きピックを持って前に来て、かがんで彼女に手渡そうとするではないか?!

彼女は手を伸ばすも少し及ばず、すぐ横にいたカメラマンがキースから彼女へパス。

ほんと、女性は徳だね〜。美人は徳だね〜。

この時は、ほんと目の前の出来事でびっくり。キースまで50cm。

キース〜、俺にも〜!(笑)

受け取ったピック、見せてもらったら「CHARLIE WATTS」って書いてあった(笑)

今回、ミック、キースはもちろんの事、チャーリーのドラムもほんとに力強く、ロニーのギターも絶好調だったようだ。

見た場所もあるのだろうが、今回のボストン公演は、今まで見たSTONESのLIVEの中でも、

ほんと、最高のランクに入るLIVEだったと思う。

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この日、柵の中にいるスクリーンのカメラマン用に、3枚セットリストが前のステージの端に置かれていたのだが、

終わってすぐにカメラマンの肩をちょんちょんと叩き、またまたしっかりセットリストをゲットしちゃったぞ!!

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終了後、Gailと「またね〜!」と挨拶し、日本人ご夫婦とも帰りの飛行機が一緒だという事で「またね〜」。

Pitから出てからスタンドで、1日目に隣にいたおばさんとバッタリ。そして、「またね〜!」。

帰り道、1日目もいたブートTシャツの売り子の黒人。持って見せていたTシャツがあまりにもでかかったので、

「Mはあるの?」と聞くと、ズボンの裾の中から取り出した(笑)

それじゃあ、記念にとお買い上げ。ホテルへ帰って見たら、ちっちゃすぎ〜(笑)

そして今夜はホテルの部屋で、買い込んであった氷で冷やしておいたビールとワインと、たくさんのつまみで乾杯!!!

明日の朝は、もう帰るだけだからね。

驚き驚き!大興奮!大感激!大満足!の今回のボストン2 Days。

あ〜、もう、また見たくなっちゃったぞ〜!

 

 

1 Get Off Of My Cloud

2 It's Only Rock'n Roll

3 Paint It Black

4 Gimme Shelter

5 All Down The Line

6 Memory Motel

7 When The Whip Comes Down

8 Emotional Rescue

9 Doom And Gloom

10 One More Shot

11 Honky Tonk Women


--- Band presentation


12 You Got The Silver (Keith)

13 Happy (Keith)

14 Midnight Rambler (with Mick Taylor)

15 Miss You

16 Start Me Up

17 Tumbling Dice

18 Brown Sugar

19 Sympathy For The Devil


--- Band off stage

20 You Can't Always Get What You Want

21 Jumping Jack Flash

22 Satisfaction (with Mick Taylor)

 

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大興奮・大感激のBOSTON 2 Days in the PIT!!!

 

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帰りの空港で購入した「MEN'S JOURNAL」