Chicago June 2019

 


ヨーロッパの次は北米だ ろう?!というファンの想いが、2018年11月の初めにデンバー公演の噂が出始めて、とうとう形になり始めた。

その後、IORRではどんどん噂の公演地が増えていき、11月後半に正式発表。

4月20日マイアミから始まり、6月29日のカナダで終わる全17公演。

さて今回はどこへ行こうか?

まず候補に上がったのは、シアトルとニューヨーク。しかしこの2箇所は間が空いている。

出来るだけたくさんの公演を見たいという気持ちが高まり、ニューヨーク2公演とそれに続くシカゴ2公演、

そして、シアトルとサンタクララという2回に渡って渡米するということに決定。

ニューヨークは友だちの家に泊まらせてもらえるし、その他3都市ではまだ見たことがないし、東海岸と西海岸、いいチョイスじゃない?!


正式発表してからは、すぐにホテルをいくつか抑え、チケットも6公演中2公演を除いてラッキーディップをゲット。

会場はフットボール・スタジアムなので当日でも余裕で買えるだろうと、2公演は買わずに様子を見ることにした。

そしてエアもそれぞれ抑え、準備万端で4月を楽しみに待っていた。


年が明け、リハーサルも始まったというニュースも流れ、いよいよ近くなって来たぞ〜という3月の終わり、

な・な・なんと、ミックが心臓弁置換手術を行うために延期というアナウンスが!

おいおい、心臓の手術だっていうけど大丈夫なの〜?!

しかしオペは開腹ではなくカテーテルでの手術で、普通の人でも2週間程で普段の生活に戻れるとのこと。

なので、2、3週間でリスケジュールが発表できるだろうとオフィシャルでのアナウンスが。

ミックも心配だけど、ホテルをキャンセルし、エアも変更とキャンセルを考えなくちゃ。ピャー!

チケットはそのまま使えるけどね。


かくして4日後にはオペが行われ、その後5月16日にリスケジュールが正式発表された。

シカゴ2公演とカナダが元のスケジュールと同日ということでシカゴが初日、初日だったマイアミがラストに来るというスケジュール。

そしてニューヨークとシカゴが離ればなれとなったためニューヨークは諦め、シカゴ2公演、シアトルとサンタクララ1公演づつ、計4公演の2回の渡米になっ た。

しかし、チケットはそのまま振替なのでいいのだが、エアが大変。

変更料、キャンセル料は取られるし、シアトルーサンタクララはちょうどお盆の時期で、振替のエアも高い高い。

直行便は取れなくて経由便に変更。この手続きも、航空会社が二転三転言ってくるし、ほんと疲れる。


ホテルも予約し直し、エアも何とか抑え、6月21日シカゴ初日を楽しみに待つことに。

何てったってツアーの初日だからね。それに2014年のオスロ公演と同じ、「ミックにエールを送りに行くツアー」になったからね。

公演と公演の間がそれぞれ3日間空くので、大リーグやライブや展覧会などいろいろ調べたりして、久し振りのシカゴを満喫しようと楽しい時間を過ごした。


6月20日

成田夕方発のユナイテッド便。

ゲートに行ってもベロTの姿は皆無。それらしき人もいないし、それどころか日本人がほとんどいない。

皆んなもっと早い便や日本の航空会社なのかな〜と思いながら搭乗する。

しかし久し振りのユナイテッド。席は狭いし、食事のショボさときたらもうビックリ。以前の半分以下だぜこれ。

座席前のモニターも、iPad-miniよりも小っさ。なので映画も何も見ずに食っちゃ寝。あ〜あ。




シカゴ・オヘア空港3:50pm着。曇りで結構涼しい。

大混雑のイミグレーションを通り、荷物をピックアップして、到着のターミナル5から地下鉄の駅があるターミナル2へ。

ターミナル間を走るモノレールは現在工事中とのことで、シャトルバスで移動。

シカゴCTAの交通カードVentraカードの7daysを自動販売機で購入し、地下鉄ブルーラインに乗車する。

空港から市街までは4、50分の道のり。

電車が入って来たのは待っていたホームではなく、向こう側のホーム。皆んな焦って向こう側へ走り、そんなんで乗った車両は超満員。ふぅ〜。




ホテルに近いMonroe駅は、市街地を地下鉄(といっても街なかは高架)がぐるっと回るループの内側にある。

少し迷ってホテルに到着。部屋のカードキーを使ってエレベーターに乗る。

部屋は上層階だしアップグレードしてくれたみたいで、広くていい感じ。冷蔵庫も電子レンジもミニキッチンもコーヒー・メーカーもついてるしね。

そして何が一番いいかって、各階に空のペットボトルと冷水サーバーがあって、好きなだけミネラル・ウォーターをいただけること!

冬ならまだしも、夏場の水は必須だからね。いちいち買いに行かなくてもいいし、無料だしね。最高!

 


少し休憩しているうちにいい時間になったので、夕食は疲れたし何か買って来て部屋で食べようと、外をぶらぶらと。

ホテルの周りはオフィス街っぽく、既に閉まっている店が多い。

やっと見つけたのは無国籍料理っぽい店で、メニューを見てもどんなものかわからない。

適当にコレだ!と思ったものを3品お持ち帰りにしてもらい、ビールをスーパーで買って帰った。

その3品は、まんま餃子と、ビーフの串焼きと、もちもち皮にいろいろ挟まったもので、どれも美味しくて大当たり。

さあ、明日はいよいよストーンズ!No Filter 2019 Tourの初日だ!


6月21日

朝はゆっくりと起床して、近くのカフェでお持ち帰りのオムレツと部屋のコーヒーを。

今日はまず、「THE ROLLING STONES IN CHICAGO, 1964」という写真展をやっている、あのチェス・スタジオへ。

スタジオ内のツアーも一緒に見れるというので楽しみにしていた。

ホテル近くにはカルダーさんの大きなフラミンゴの作品があり、それを見ながら地下鉄の駅へ。

何本もの地下鉄の線の駅が近いので、ここは本当に便利な場所。

 


乗り換えなしの一本で着いた駅からは歩いて数分の場所。

行くと既に十数人のベロTの人たちが。12時の回はもうすぐだ。

ここがあの「2120 South Michigan Avenue」かあ!

壁にはブルース・マンたちのシルエットが描かれていたり、前にはランドマークのプレートも。

趣のある館内に入り、2階のスタジオの前でチェス・レコードの歴史などをしばらく聞いて、スタジオ内や壁にある写真、楽器などを見学。

1階へ降りると、ストーンズの写真展が。思ったよりも点数が多く、珍しい写真もたくさんあり、時間いっぱいまで堪能した。

出入り口横には、しっかりとグッズ・ショップがあり、なかなかいい感じのTシャツを購入。

写真展の素敵なミニ・ポスターは無料でいただいて帰って来た。

 

 

 


お昼はチェスから歩いて行かれるチャイナ・タウンへ行き、大三元酒家というお店で飲茶を。

特製シュウマイとチャイニーズ・ブロッコリーの炒め物が美味しかったなあ。

エイジアンにとっては、中華料理はやっぱりホッとするな。


地下鉄でホテルへ帰り、休憩してから用意をして、いよいよソルジャー・フィールドへ!

スタジアムへ行く前に、近くで開かれているSHIDOOBEEのPre-Partyへ行く予定。


地下鉄の駅を降りてから、少し迷ってScoutという会場となる店に到着。

もう既にたくさんの人が集まっている。

お店の中はストーンズの曲がかかり、皆んな歌ったり踊ったり。

自分はビール片手に、顔馴染みの人たちに挨拶して乾杯したり、お仲間さんの友だちを紹介してもらったり、ボスのDougと挨拶したりと、楽しい時間を過ご した。


皆んなまだまだ盛り上がっている中、5時頃にはスタジアムへ向かう。

この日のチケットは、あらかじめチケットマスターから購入しており、WillCallでの受け取り。

1階スタンド100レベルのステージ真横という席。

今回のツアーのステージは両サイドの端が斜めに少し道が張り出していて、そこの目の前の5列目という席だったのだが、

1階でしかも張り出しのすぐ前なので、よく見えるだろうとここに決めたのだった。


フリーウェイを越して、博物館の横を抜け、少し行くとソルジャーフィールドが現れる。

半周ほど周りを歩いて行き、WillCallのあるボックス・オフィスへ。

するとそのすぐそばに、明日ブランチをしようと約束しているandeeが!

10年以上振りの再会に大感激!andee年取ったなあ、自分もそうなんだけど。

少しおしゃべりをしてから、グッズをゲットしなくてはと、近くのグッズ売り場に並んでTシャツやプログラムなどを購入。

そして、いよいよスタジアムの中へ。

 

 




おおおー!最初に目に飛び込んできたのは、あの4つのドでかスクリーン。

ツアー・ベロにシカゴの夜景が描かれている!気持ちが高ぶって来たぞー!

はやる気持ちを抑えながら、まずはビールとプレッツェルを。

このビール、昨年のヨーロッパ・ツアーでもあったビール・カップが装いも新たに再登場!

今回のカップはかなりデカい。いいねー!

 


この日のオープニング・アクトは「St. Paul & The Broken Bones」。

なかなかいかしたホワイト・ソウル・バンドで、今年4月に来日公演があった時も行きたかったのだが行かれなかったので、とても楽しみだった。

ユニークな風貌のヴォーカルが熱唱し、いいライヴを見せてくれたのだが、こういうバンドはスタジアムではちょっと辛い。

ライヴ・ハウスやシアター、ホールなどの方が、断然しっくり来て良かったんじゃないかな。

 




4つのドでかスクリーンが黄色に変わり、ステージのセッティングをし、さあ、いよいよストーンズの登場だ!

ツアーの初日、オープニング曲は?どんなセットか?など期待と興奮が高まり、何よりもミックは元気な姿を見せてくれるのか?!

スタジアムの照明が落ち、スクリーンは上方から黒い液体がドロドロと流れて来て真っ黒に。

大歓声が上がり、思わず皆んな立ち上がる!

スタンド席なのであんまり皆んな立たないんじゃないかと思っていたのだが、始まると同時に周りは全員スタンドアップ!

オープニングの音楽も新しくなり、映画のような始まりからドラムが響き、と同時にアメリカ国歌が流れる。

そして、「Ladies and Gentlemen! The Rolling Stones!!!」

この瞬間とMCは、何回体感してもゾクゾクする!


ジャカジャーン!と颯爽とキースがギターをかき鳴らし登場するや、ミックがすぐさま飛び出す。

オープニングは自分が大好きな「Street Fighting Man」だ!

ミックはひし形のモノトーン柄が大胆な皮ジャケット。キースは茶色のライダースかな。

早くも向こう側のウィングへ行って歌ったり、ミックは凄く元気そう!良かったねー!




2曲目は「Let’s Spend The Night Together」。ちょっと意外な選曲。

出だしで珍しくチャーリーがちょっともたつく感じがあったのだが、すぐに軽快な演奏に。

キースのコーラスもいい感じだ。


ミックの「Hello! Chicago!」の後に始まったのは「Tumbling Dice」。

曲の最後には早くもBステージまで行ってパフォーマンスするミック。調子良さそうだぞ。


オープニング・アクトのSt. Paul & The Broken BonesにThank youを言い、「ツアーの始まりはマイアミよりシカゴがいいよ!」などとミック。

そして、これは珍しい「Sad Sad Sad」だ。

ミックはギターを弾き、スタンド・マイクで歌う。

キースのソロでは、セミアコが唸っている。久し振りにしてはなかなかいい演奏だ。






そして早くもVote曲の時間だ。

4つのスクリーンに物凄い数の曲名が上から流れて、選ばれたのは「You Got Me Rocking」。

あらら〜、「When The Whip Comes Down」に投票したのになあ。

しかしここではロニーのスライド・ギターが冴えて絶好調。

ライヴでやりやすい曲なのだろうか、全体的に安定した演奏をしていた。

ところが、最初から感じていたのだが、今日のキースはあまり動かず、笑顔もあまり見られない。

この曲の間も、自分の定位置をずっと離れず演奏していた。何か元気がない感じだなあ。


次は、ここに持って来たかという「You Can’t Always Get What You Want」。

例によってスタジアム全体で大合唱。ロニーはソロで花道に進んで演奏。キース動かず。


曲が終わると、4人がおもむろに歩いて花道を進み、Bステージへ!

そこには既にドラム・セットがセッティングされている!

おおおー!久し振りにBステージで演奏するのかあ!しかも今回はチャックもダリルもいない、4人だけのBステージ!

ミックは「50ヤード・ラインまで来たぞ!」みたいな事を言ってウケを狙う。今回のツアーはアメフトのスタジアムだからね。

キースもロニーもアコギを持ち、始まったのは「Angie」。

おおー!これも久し振りー!アコースティック・セット!

ミックは青いサテンのジャンパー。キースとロニーのアコギ最高!!!






そしてミックもアコギを持って始まったのは「Dead Flowers」。

おおおー!これも超久し振りー!と思って大喜びしたのだが、後でわかったのだが、実は自分がライヴでは初めて聞く曲だったのだあ!!!

お馴染みの曲なので、意外だったしびっくり!

ロニーのボトルネックがいい感じで、キースのコーラスも絶好調。

と、最後のコーラスのところで、な・な・なんと!!!ミックとキースがワン・マイク?!

おおおおおー!!!と、すかさずスクリーンで確認するとしっかりとワン・マイク!!!

どっひゃー!何年振りなんだろう、凄いもの見てしまったー!!!










最高に素晴らしいBステージのアコースティック・セットが終わり、4人がまたまた歩いてメイン・ステージへ向かう中、

照明が落ち「Sympathy For The Devil」のイントロが流れる。

スクリーンが燃え出し、チャックのイントロに続いて、黒のハットに金のジャケットのミックが登場。

そしてキースのギターが爆音で炸裂!

しかし、キースのソロは少し元気がない感じ。ほとんど動かないし笑わない。やっぱり変だなあ。






続く「Honky Tonk Women」ではスクリーンに新しいエキゾチックなアニメーションがデザインされて、面白い演出をしている。

キースはソロの時も定位置を動かず。




ここでバンドの紹介。

ミックはチャックを抜かしてロニーを紹介してしまい、出て来たロニーに指摘され、チャックを紹介。

チャーリーも少し前に出て来てご挨拶する。


バンド紹介に続いてはキース・コーナー。

ロニーと2人でアコギを持ち「You Got The Silver」が始まる。

いいなー、この曲。2人のアコギ最高!

2曲目は「Before They Make Me Run」。

でも、何かキース元気がない感じだなあ。声もあんまり出ない感じがするし。未だ最初からの皮ジャン着てるし。




続く「Miss You」でも、後半いつも3人で行くBステージだが、

ミックとロニーが「どうした?行かないの?」というジェスチャーにもキースは行かず、終始チャーリーの横から動かず。


次は海外では大人気・大盛り上がりの「Paint It Black」。

お!ここではキースのイントロがバッチリきまった!

ミックは青いフードのついたレンガ色の皮ジャンの下に、今回もしっかりグッズのTシャツを着ている。

このTシャツ、皆んな買っていたし、皆んな着ていた大人気のTシャツだ。そして、終始花道で熱唱。


続くは「Midnight Rambler」。

キースも調子が出て来たぞ。チャーリーの前をうろついてる。

ロニーのソロでは、ミックがロニーを花道へ押し出す。

ミックのハープが炸裂し、Bステージで圧巻のパフォーマンス。

途中の「Heard about the Boston」の前にミックはブルース曲を少し挟むのだが、なんとこの日は「You Got The Move」を!!!

しかも、いつもより結構長くしっかり歌ったので、これまたラッキー!


あ〜、ここからは定番5曲で、もう終わっちゃう〜。

「Start Me Up」の出だしギターで前に出て来たぞ、キース。

ロニーはこちら側のウィング先まで来たー!そしてミックもー!








「Jumping Jack Flash」でも出だしは前と、あとはウロウロのキース。

ミックは上げて歌うところを下げて歌うスタイルだ。


「Brown Sugar」では、ミックの動きはいいし元気、元気。

花道は出るし、両サイドの端まで。












ここで本編が終わり、スクリーンには大きなネオンのベロ。続いて小さなベロが。

そんな暗い中、スタジアム中がスマホのLEDライトを照らして、凄く綺麗だ。




「Gimme Shelter」のイントロでキースが現れ、そしてミックが登場。

この曲ではBステージでのミックとサシャのパフォーマンスが見所だ。


さあラストの「Satisfaction」だ!

ここではもう圧巻のライヴ!

ミックは近くの端まで来て歌い、キースもウロウロこちら側の近くまで。

ミックは向こう側の端までも行き、まだまだ元気いっぱいだ。




そして曲の終わりには、野外の恒例、打ち上げ花火!

席からは裏まで見えるため、打ち上げているところが見える。

最後のお辞儀のところでは、4人になった時、真ん中でミックとキースが肩を組んでのお辞儀。いいね。








今回はスタンド席だったのだが、やっぱり凄い、最高なストーンズだった。

ただ、キースが元気がなく、動かないし、最初から最後まで同じ格好の皮ジャン姿だった。キース・コーナーの時も同じ格好って珍しいんじゃないかなあ。

ちょっと心配になったけど、3日間空くし、2日目に期待しよう。


スタジアムからは、皆んな余韻に浸りながら、ゾロゾロと歩いて大通りまで。

そこからも歩いてホテルへと戻った。


6月22日

昨日はストーンズのライヴだったので、ゆっくりと起床。

そして、こちらへ来る前から約束していた、andeeとブランチをしに彼女が泊まっているホテルのロビーへ向かう。

自分のホテルからは歩いて行かれるから、朝の散歩だね。

途中、あのルート66の始まりの地点という標識を見学。ここからカリフォルニアのサンタモニカまで続くのかあ。

 


ブランチの後は、その足でリグレーフィールドへMLBの試合を見に行く計画。

地下鉄一本で行かれる球場は、着いたAdisson駅のホームからも見えるほど駅からすぐ。



周辺にはスポーツ・バーやグッズ屋などが並び、ライヴ演奏をしているビアガーデンまであり、人も大勢でお祭りのようだ。

リグレーフィールドの社長は「野球は昼間の外でやるもの」という信念の元、デー・ゲームが多く、もちろん自分もこの球場で昼間の試合が見たかった。

パチもんTシャツ屋も出ていて、リグレーフィールドとベロのコラボのTシャツを購入。いいねー。



チケットはあらかじめネットで購入していた一番安い席。

スマホのアプリのチケットをスキャンしてもらい、早速入場。

コンコースには売店やグッズ売り場などがあり、そんなに広くないかな。

 

 

一番安いスタンド席へは、スロープを延々歩き、一番上のセクションへ。

わあー、綺麗な芝生と景色。

全米で2番目に古い球場とのことで、スタンドにはいくつもの柱があり、そこに当たると結構見づらい。

それも味があるということで、そこも楽しい楽しい。

ビールにホットドッグで、デーゲームの野球観戦。7th inning stretchでは、Take me out to the ball gameを熱唱。

シカゴ・カブスvsニューヨーク・メッツの試合、残念ながらカブスは負けちゃったけどね。

 




試合を最後まで見て、ホテルへ戻り小休止。

そして今夜は、ストーンズ・バンドでサックスを吹いているカール・デンソンのライヴへ。

会場のライヴ・ハウスから一番近い地下鉄の駅は、途中が止まっていて行かれないので、他の線の近い駅まで行き、Uberかタクシーで行くことにした。

Uberは初めてだったので結局乗れず、なかなか流しのタクシーがいない中、ようやくタクシーをつかまえて会場に到着。

会場のシアターは、古くて小さな、味のあるところ。

andeeも友だちと、そしてお仲間さんの友だちも来ていて、その他ストーンズを見に来た人たちでいっぱい。

なかなかいいバンドの前座が終わり、いよいよカール・デンソンの登場。

自身のバンド、Tiny Universeを率いて、ファンキーな素晴らしい演奏を見せてくれて大満足。

オーディエンスへのサービスか、Under My Thumbまで飛び出し、12時過ぎまでライヴが続いた。

 

帰りはお仲間さんの友だちとUberに乗せてもらい、ホテルへ。

あー楽しかったー!


6月23日

日曜日の今日は、軽くコーヒーを飲んで、House of Bluesのゴスペル・ブランチへ。

ホテルから散歩がてら、シカゴ劇場などを見ながら会場へ。



 

有名なトウモロコシ・ビルの麓にあるHouse of Bluesに到着すると、既に大勢の人たちが。

チケットをピックアップしてようやく入場すると、もう皆んな食事をバクバク。

ビュッフェ形式で、フライド・チキン、サラダ、マカロニ・チーズ、その他本当にたくさんの種類の食べ物があり、ついつい大盛りになってしまう。

ゴスペル・ライヴは、オルガン1人にメインのMC & ヴォーカル、そして高校生くらいの歳の男女のコーラス隊。

会場を笑わせたり、ナプキンを振らせたり、ステージに上がらせて踊らせたりと、楽しくて飽きない。

ゴスペルの歌とコーラスも、本当に上手でいい感じだった。

 

お腹いっぱいでホテルへ帰る途中、ビルの壁に大きなマディ・ウォータースを発見!

素敵だなあー!

 

部屋で少し休憩して、お次はシカゴで大人気のビール、Goose Island Breweryへビール工場見学だ。

ここも地下鉄一本で行かれるので楽勝〜、と思いきや、目指す駅の手前2駅だけ止まっていて、そこの間はシャトル・バス利用とのこと。

地下鉄もなかなか来なかったし、参ったなあ〜。

シャトル・バスへはすぐに乗れたものの、結構時間がかかり到着。うわ〜もう時間がない。

ビール工場まで暑い中走って向かい、到着した時には開始時間を過ぎていた。

中の人にどこへ行けばいいか聞くも、あっちへ行け、こっちへ行けと、どこへ行ってもわからず。

とうとう最後に聞いたでっかい黒人のスタッフが「ついて来い」と、工場内を連れて行ってくれて、始まったばかりのツアーに合流させてくれた。

もう汗びっしょりで、息もハアハア。

ツアー案内の女性もツアー参加者も優しく受け入れてくれてホッと安心。

10名ちょっとの工場見学で、作り方や歴史などを聞きながら工場内を見学し、途中、3度の試飲をしながら楽しく1時間ほど見て回った。

ここのGoose Islandというビールはシカゴでも人気があり、リグレーフィールドの中でも売っていたし、

来る時のユナイテッド航空の機内でも実は飲んできたビール。

いろいろな種類があり、フルーツのフレイバーのものや、何やら真っ黒でアルコールの濃いビールまであって、試飲で堪能。

帰りには、ロゴ・マークの入ったパイント・グラスをお土産にいただき、グッズ売り場でTシャツなども購入。

アヒルのマークが可愛いね!

 

 


さあ帰ろうと外に出ると、ものすごい雨!

倉庫街なので流しのタクシーなんているわけがなく、それではとUberを使うことにした。

今度は無事にお迎えが来て、しっかりホテルまで帰ることができた。

このUber。現金はいらない、チップもいらない、行き先の説明もいらないと、本当に便利。

これは使わない手はないね。




今夜の晩ごはんは、シカゴといえばスタッフド・ピザ。

普通の何倍もの厚さのある具たっぷりのシカゴ・ピザだ。

そのシカゴ・ピザの有名店、Giordano’sがホテルの近くにもあったので、お仲間さんと行くことに。

ピザ2種類とサラダとビールで、もうお腹いっぱい。

ピザが2切残ったので、しっかりお持ち帰りにしてもらって帰った。


6月24日

今日の朝めしは、昨日のお持ち帰りのピザとコーヒー。

しっかり部屋の電子レンジで温めて食べたら、またまた美味しい!

今日はまず、ホテルからすぐにあるシカゴ美術館へ。

このホテル。本当にいい場所にあって、どこへ行くにも歩いて行かれるし、何本もの地下鉄の駅が近いし、便利で最高だね。




小雨の降る中、シカゴ美術館へ到着すると数十人の列が既にあった。

美術館の両側にいるライオンを後ろから見ながら、いつもは凄い行列になっていると聞いていたのでラッキー。

と思っていたら、入り口から入ってからも何重にもなって列ができているじゃないかあ!

しかし思ったよりはすぐにチケットを買えて、早速素晴らしい作品群を見ようと中へ。

全部のセクションをしっかり見ようとしたら、1日あっても見きれない。

まずは、正面2階に上がって、印象派のセクションへ。

ここの目玉作品である、スーラの「グランドジャット島の日曜日の午後」を始め、

モネ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌ、ゴーギャンなどのそうそうたる作品を堪能。

 

そして3階ではモダン・アート。ピカソ、マティス、マグリット、ダリなどの作品を。

コンテンポラリー・アートでは、ウォーホール、リキテンシュタイン。

 

アメリカン・アートのコーナーでは、大好きなホッパーの「ナイトホークス」を、

そして作者よりも作品自体が有名な「アメリカン・ゴシック」という作品も堪能した。

それから、可愛いミニチュア・ハウスのコーナーや、日本の浮世絵などを見て回り、本当にざっと見て回っただけだのだが、素晴らしい作品に大満足。

 


そしてシカゴ美術館の帰りに、昼めし用に中華のテイクアウト屋のパンダ・エクスプレスで、

焼きそばや野菜の炒め物をお持ち帰りしてホテルの部屋で食べた。美味ーい。

お腹いっぱいで少し昼寝してから、夕方から開かれている、ホテルのワイン・レセプションへ。

ホテルのスペースでワイン数種が、チーズ、クラッカー、オリーヴなどとともに無料でいただけるというもの。

平日の毎日やっていたのだが、一度行ってみようと行ってみた。

赤、白のワインをいくらでも注いでくれて、おつまみもあるので、結構な人が来ていて盛況だった。


その後はお仲間さんたちと、あのBuddy Guy Legendsへ。

行く途中の地下鉄の駅で、SATISFACTIONとベロの壁広告を発見!やったね!



この日は、「CHICAGO PLAYS THE STONES」というアルバムで、

「Beast Of Burden」と「Dead Flowers」を演っていたJimmy BurnsのBlues Jamの日。

会場内は既に満員に近く、予約していたものの席は確保できず、立って見ることに。

来ている人はベロTがいっぱいで、ストーンズを見に来た人がほとんどのようだ。

Buddy Guyというタップ・ビールを飲みながら、近くのカナダ人の兄ちゃんと仲良くなって席を譲ってもらったり、

お仲間さんのいる席に移ったりしながらライヴを楽しんだ。

そしてJimmy Burnsの演奏が終わり、一般の人のジャム・セッションになったので、そろそろ帰ることに。

気持ちがいいので、ホテルまでお仲間さんたちと歩いて帰った。

 




6月25日

シカゴ1最高に美味しい朝食屋というお店をチェックしていたので、今日はそこで朝めしを食べることにした。

その名も「Lou Mitchell’s」。

1923年創業という老舗で、昔はルート66を旅発つ人たちが、ここで食事をして行ったという。

ここの名物は、フライパンに乗った大きなオムレツ。

大きなオムレツにフライドポテトがいっぱい。美味い、美味い。

パンも美味しく、自家製のマーマレードがまた絶品。瓶が空になるほど食べてしまった。あ〜満足。

 


帰りにはユニオン・ステーションを見学。

映画アンタッチャブルでの階段シーンが撮影された階段もしっかりと見てきた。

 




さあ!今日はストーンズのシカゴ2日目!

ホテルの部屋で休憩してから、出陣の準備をして出発。

地下鉄のスタジアムの最寄駅Roosevelt駅から、最初はスタジアムと反対の方向へ行ってしまい、

いけない、いけないと駅まで戻ってまたスタジアムへ向かう。

公園の中を抜け、博物館の横を通り、いよいよソルジャー・フィールドへ。

2日目のチケットは、ラッキー・ディップ!ドキドキするなあ。


1日目と同じように、スタジアムを半周してボックス・オフィスのあるところまで。

Lucky Dipと書かれた窓口は列はできていなく、すぐにピックアップできそうだ。

お仲間さんが取ってくれたラッキー・ディップだったので、フォトIDを見せてチケットを受け取ってもらう。

それから、窓口の外に待機している女性の係りの人が、LUCKY DIPとベロが描かれたリストバンドをつけてくれる。

チケットの封筒からチケットを出して見てみると。。。「441」?!?!?!

どっひゃあ〜!スタンド、よりによって400レベル?!しかも1日目と反対側の真横?!

まあ、いいじゃない。4階から見るのも珍しいし、ゆったり見られるし、5千円だし。。。

You Can't Always Get What You Want 〜 ♪




気を取り直して、近くのグッズ売り場でシカゴ2日目Tシャツを購入し、周りにあるラジオ局やスポンサーの保険会社のブースを見たりしていた。

すると、なんと雨が降ってきたー!空には真っ黒な雲も。

ほどなく警察や係員が、全員、屋根のある駐車場やアンダーパスの中へ行けと強硬に指示。

ゲートに並んでいた人も、周りでウロウロしていた人も、全員そちらへ行かされるということになった。

雨をしのいで駐車場で座っていると、スポンサーの保険会社のお姉ちゃんが来て、

メアドなどを入力すればベロ・プリントのバンダナをくれるというので、もちろんゲット。

そして雨もすぐに止んだので、ゲートの方へ行き並ぶことにした。

しかしこの時、雨が上がって凄い日差しになり、暑い、暑い。ふぅ〜。


いよいよゲートが開き、スタジアムの中へ。

スロープを進み、階段を上がり、300レベルと400レベルの間のエントランスからスタンドへ入る。

うひゃあ〜!高い〜!

そこから400レベルを見上げると、目がくらみそうな高さと勾配。

幸い、400レベルの6列目だったので、そんなに上には登らなくて済んだのだが、超太った人やお年寄りは本当に大変で、一段一段、休みながら登っていた。

エントランスからスタンドに入って来た人は皆んな、ため息をついたり、うわぁ〜!げぇ〜!という表情をしていたのがおかしかったな。

席に座って落ち着いてからステージの方を見ると、ほんと真横じゃ〜ん。

かろうじてチャーリーは見えるけど、ステージの屋根でキースの上半身が見にくいぞ〜。

ロニーとミックはしっかり見えそうだけど、あとは誰も見えない〜。

でも、ステージの裏はしっかりと見えるから、メンバーがステージに向かうところは丸見えだ。

しかし、よく見ると周りの人たちは皆んな自分たちと同じラッキー・ディップのリストバンドをしている。

結構皆んなここにやられたんだなあ。

横にも前にも、SHIDOOBEEのTシャツを着た人がいて、やあやあアンラッキー・ディップだったねと慰め合う。

昨日Buddy Guyで会ったカナダの若者もすぐ後ろに来て、ご挨拶。

 


今日のオープニング・アクトは「Whiskey Myers」。

何やらウィスキーの銘柄のような名前だが、聞いたことも見たこともないバンドだ。

しかし、演奏はしっかりとした南部のアメリカン・ロックのような感じで、なかなか楽しめた。

それにしても、1日目はステージ右側真横、今日は左側真横なので、あのドでかスクリーンが1つしか見えないんだよなぁ。

綺麗に4つとも見たいなぁ。

 


さあ!スタジアムが暗転して、いよいよストーンズの登場だ!

「Ladies and Gentlemen ! The Rolling Stones !!!」

ジャッジャーン!ジャジャジャジャーン!ジャジャジャジャーン!とのしのしとキース登場!

おおおー!オープニングが「Jumping Jack Flash」にー!

キースは黒Tに赤シャツで元気そうだぞ。

ここでもミックは音程を下げて歌っているが、激しくパフォーマンス。


続くは、1日目は珍しくセットに入らなかった「It’s Only Rock’n Roll」。

ミックは早くも黒・白・オレンジの皮ジャンを脱いで熱唱する。

キースもロニーもリラックスした感じだ。




そして「Tumbling Dice」。

ここでコーラス隊とホーン隊が登場するのだが、ここからは見えない〜。

ミック、最初からこちら側の端まで来てオーディエンスを煽る。

キースには笑顔が見られ、ウロウロしながら演奏。


ミック、「次はブルースをやるぜ」と言うとロニーに何か言われ、「Oh, Sorry、ビッチだ」と始まった「Bitch」。

おー、1日目とはだいぶセットを変えて来たな。ミックは黒T姿で凄いはりきってる様子。

この曲はホーンが効いててカッコいいな。


次は、これも1日目には演らなかったブルース・ナンバーの「Ride ‘Em On Down」だ。

ミックの歌がすごくいい感じ。ロニーのソロも炸裂し、ミックのハープがそれに応える。いいね!


ここでお楽しみのVote曲。選ばれたのは「Monky Man」!!!

いやぁーこの曲も久し振りに聞くなー。

チャックのイントロを聞くと、ちょっとゾクゾク。

ミックは気合が入った様子で、向こう側の端まで行って熱唱。

ロニーのボトルネックのスライドも決まってるぞー!


そして「You Can’t Always Get What You Want」。

あら?ミックも黒Tに赤シャツと、キースと全く同じ格好じゃないかあ?!

こりゃまんまグリマー・ツインズだなぁと思いながら、恒例の大合唱。


さあお待ちかね、4人がBステージに歩いて向かってアコースティック・セットの時間だ。

今日は何が飛び出すか、1日目と変えてくれるのか、と思いきや、おおおー!なんと「Play With Fire」だと?!

キースは12弦ギターを持ち、黒Tにボタン外しの赤シャツというミックと全くお揃いの格好だ。

キースとロニーのアコギがいい感じで、ミックの歌も素晴らしい。






そして2曲目は、演らないかなぁ〜?と期待していた曲、「Sweet Virginia」が登場!

ミックもアコギを持って、3人でギターを。キースのコーラスがまたいいね!

このBステージ。真ん中にチャーリーのドラムス・セットがラグを敷いた上にセッティングされ、いい感じだ。


4人がBステージから戻る中、太鼓のイントロが鳴り響き、スモークが出てスクリーンが燃える。

「Sympathy For The Devil」だ。

ミックはハットをかぶり、キラキラしたブルーのジャンパーを着て、いつものように熱唱する。

キースのソロもいい感じに決まってカッコいいぞ。


次の「Honky Tonk Women」でもキースは絶好調で、1日目は何だったのか?!

メンバー紹介が終わり、続くキース・コーナー。

グリーンのシャツに着替えたキース。おお?!曲を変えて来たぞ。「Slipping Away」だ。

と、歌い出すも、あれ?歌詞を間違えた?!

しかし、本当に気持ち良さそうに歌ってるな。もうギターを弾かないで歌ってるー。

そして「Before They Make Me Run」でも、相変わらず気持ち良さそうに熱唱。

リラックスもしていて、完全に復活したな。




またまたグッズの違うTシャツを着込んで出て来たミック。「Miss You」だ。

今日は後半で、キースも揃って3人でBステージへ。うんうん、いいね!


さて、ここで今回最大の出来事が。

さあ次の曲が始まるぞという時、キースがポロンポロンと鳴らす音は正しく「 Paint It Black」だ。

ところが、あろうことか、キースはジャッカジャッカジャカーンとランブラーのイントロを弾き出す。

ギターは「Paint It Black」のものなので、当然おかしな調子なのだがミックはそれに合わせて歌い出す。

が、これも当然キーが合わず、ミックは2小節で歌をやめ、演奏中止。

キースは何か言いながらテレテレしてミックに近づいた。

ロニーも来て3人で笑いながら何か話し、「2日目だから」とか何とかミックが言い、かくして正しい「Paint It Black」が始まった。

いやぁ〜いいね〜。いいものを見せてもらったなぁ〜。

しっかり始まればそこはミック。スタンド・マイクで熱唱し、時にはマイク・スタンドを持ってパフォーマンス。素晴らしい演奏が続いた。


何やらチェス・レコードの事を話してから始まった「Midnight Rambler」。

キースの入りがちょっと早かったような気がするが、ミックは素晴らしいハープを合わせる。

ミックのハープは冴えわたり、ロニーのギターも大爆発。

この日のブルース挿入歌は、「Come On My Kitchen」だった。




さあもう終盤。

颯爽と前に出て来てオープニングのリフを弾くキース。「Start Me Up」が始まった。

ミックは圧倒的なパフォーマンスで、花道ではグッズTシャツを脱いで客席へ投げ込む。


続く「Brown Sugar」では、ミックがこちら側の突端まで来て、手を叩きなが皆んなを煽る、煽る。

あ〜、あとアンコール2曲。涙が出てくる〜。


スクリーンにネオン・ベロが映し出され、スタジアム中がLEDライトで埋め尽くされる。





そんな中、キースの綺麗なイントロのギターが流れ、ミックが両手を広げて踊り出す。

この「Gimme Shelter」のイントロもいいなあ。

そして相変わらずの、Bステージでのミックとサシャのパフォーマス。


さあ泣いても笑っても最後の曲「Satisfaction」だ。

ミックの「Do you want more?」の声を遮って始まったキースのイントロはバッチリ決まった。

キースは向こう側へ歩き、ギター・ソロでは前に出て来ていいソロを聴かせてくれる。

ミックはまたまたこちら側に来てくれて、最後には激しく熱唱。そして大きな打ち上げ花火。

最後は4人で花道に少し出て来てお辞儀を。






ああ、やっぱりストーンズ最高だなあ!!!

シカゴ2Daysもあっという間に終わっちゃったけど、ミックも凄く元気で変わらないステージを見せてくれて安心したな。

心配したキースも復活してくれたし、チャーリーもロニーも元気、元気。

セット・リストもだいぶ変えてくれて、2日間で1つのセットという感じで、いい選曲だった。

これからも元気に転がって行って欲しいなあと思い、号泣。




スタンドは帰る方向に一番近いところだったらしく、すぐに道に出られ、またまた余韻に浸りながら歩いてホテルまで帰った。


6月26日

今日はシカゴを発つ日。

飛行機は少しディレイして夕方の便だったので、ゆっくりと起床し、ホテルでいただけるバナナとオレンジとコーヒーを。

お昼過ぎくらいまで時間があったので、ホテルをチェック・アウトして、荷物を預かってもらい、近くのミレニアム・パークへ行くことにした。

大きな長方形の物体いっぱいに顔が映し出され、口から水が吹き出すというものを見学。

天気が良く、とても暑かったので、子供たちは楽しそうに水遊びをしていた。

 


そして近くにあるクラウド・ゲートへ。

何やらピカピカのシルバーの雲というか玉子というか、そんな大きな物体で、中を潜る事ができ、映る自分の姿などが奇妙に見える。

 


ホテルへ戻る途中のカフェで、サンドイッチとスープのランチをいただき、ホテルで荷物をピックアップして地下鉄でシカゴ・オヘア空港へ向かう。

ターミナルへは歩いて行かれたのはいいのだが、セキュリティー・チェックのところで人間写真機を通ったら、

係員に呼ばれ、全部のポケットの中を調べられ、手袋をして入念なボディ・チェックを受けるという羽目に。

おいおい、何なんだよー!


帰りの便はANAだったため、機内食もそれなりにちゃんとしてるし、スパークリング・ワインもいただけて快適に過ごす事ができた。

到着は夜の9時頃だったのだが、羽田着なのでバスで帰る。


シカゴ2Days、本当に素晴らしいストーンズを堪能し、いろいろなところを見て回り、最高な旅をさせてもらった。

こうして6泊8日のシカゴ遠征の旅が終わり、また次の遠征を楽しみに。

「SEE YOU SOON ! 」









21 june 2019


Street Fighting Man

Let's Spend the Night Together

Tumbling Dice

Sad Sad Sad

You Got Me Rocking (vote song)

You Can't Always Get What You Want

Angie (B-stage acoustic)

Dead Flowers (B-stage acoustic)

Sympathy For The Devil

Honky Tonk Women

--- Band introductions

You Got The Silver (Keith)

Before They Make Me Run (Keith)

Miss You

Paint It Black

Midnight Rambler

Start Me Up

Jumping Jack Flash

Brown Sugar
 

--- Band off stage

Gimme Shelter

Satisfaction





25 june 2019


Jumping Jack Flash

It's Only Rock'n'Roll

Tumbling Dice

Bitch

Ride 'Em On Down

Monkey Man (vote song)

You Can't Always Get What You Want

Play With Fire (B-stage acoustic)

Sweet Virginia (B-stage acoustic)

Sympathy For The Devil

Honky Tonk Women
 
--- Band introductions

Slipping Away (Keith)

Before They Make Me Run (Keith)

Miss You

Paint It Black

Midnight Rambler

Start Me Up

Brown Sugar

--- Band off stage

Gimme Shelter

Satisfaction