Oslo Norway 26 May 2014

 

嵐のような東京ドーム 3Days公演が終わり、その後、中国、シンガポールを廻り、

いざオーストラリア・ニュージーランド公演という事で、ストーンズがオーストライア入りした直後、

あの事件が起こり、オセアニア7公演全てが延期になってしまった。


オーストラリアの1日目、2日目ともに当日直前になっての中止・延期となり、その後、7公演の 延期が決定・発表されたのだが、

そんな中でも、5〜7月のヨーロッパ・ツアーのスケジュールが決まって行き、チケット販売も始まっていった。


「ヨーロッパ行く?行くでしょ?」

「行くんだったら、行ったことがない所がいいよね?!」

「北欧なんか行ってみたいね、オスロなんかいいんじゃない?」

「そうだ!ヨーロッパの初日だし、ミックにエールを送りに行こう!ツアーってこ とで、オスロにしよう!」

ということで、オスロに決定!


チケットは迷いもなくVIP Tongue Pit Package。といってもタンピットはなくてGold Circleだけどね。

1日だけだからLucky Dipは怖いし、東京3公演では、GC席は抽選で当たった1日だけだったから出費を抑えることができたし、

何よりオスロのVIPは東京のGC席の価格に1万5千円ほどプラスした価格だからお得でしょ。

発売日に購入したのだけど、VIPどころか一般のチケットもなかなか売り切れな かったみたい。


会場となるTelenor Arenaはオスロ市街から少し離れたところにあるので、

どこへ行くにも交通の便がよく街中も歩いて行かれるオスロ中央駅の隣にあるホテルを予約。

飛行機はフランクフルト経由オスロ行きのルフトハンザ。

こうして、チケット、ホテル、飛行機とスムーズに予約完了。

日本を発つのは公演の2日前、オスロを発つのは公演の翌日という3泊5日。 ちょっと短かったかな。


ところで、このVIPチケット。公演の7〜10日前に発送と書いてある。

心配だから、取り扱い元のEvent Travelに「日本なので出来るだけ早く送って欲しい。」とメールすると、

「ごめんなさい、7〜10日前にしか送れません。ホテルへ送る手もある。」と。

それじゃあ「日本を発つ前日までに間に合うようだったら日本の自宅へ、それまで に間に合わないようだったらホテルへ」

と返信すると、了解メールが来た。

日本に送って来るのはチケットを手にするので一番安心だけど、到着が間に合うか 心配だし、

ホテルに送ってもらうのもちゃんと着いているか心配だし、どっちにしても心配だなあ。


そろそろだな〜と、どっちに送られるのか気を揉んでいるなか、

国際宅配便での発送完了のメールが!こちらに送ったという住所をみると日本の住所が!

このメールが来たのが公演当日の12日前。国際宅配便なら十分間に合うぞ!


と、その2日後に無事チケット到着!

中には、チケット、VIPパス・カード、集合場所・時間などが書かれた説明書 が。

これらを実際に手にすると、ほんとに気持ちが盛り上がって来る。

しかも、もう2週間切ってるし、あとは健康に気をつけなくちゃ(笑)


成田は10:55発のルフトハンザ。

ほとんど昼間のフライトなので、窓の外の景色が綺麗に見える。

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機内エンタテインメントで、まるまるアルバムごと聞けるプログラムがあり、その 中に「Sweet Summer Sun」を発見。

もちろんそれを選択し、またまた気持ちが盛り上がって来た。

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フランクフルトでは乗り換え時間もちょうど良く、スカンジナビア航空の小さな飛行機で一路オス ロへ。

フランクフルトからオスロまでは2時間ほどのフライトなので、もう、すぐだ。


オスロ到着は21:45。

オスロ・ガーデモエン国際空港は、ノルウェーらしく、床が木のフローリング!椅 子や壁なども木で作られていて、とても綺麗でモダン。

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フランクフルトまでは日本人をたくさん見掛けたが、オスロではほとんど見掛け ず。

空港からは「Flytoget」という成田エクスプレスのような専用特急で、オ スロ中央駅まで20分ちょっと。

この車内もとても綺麗で快適で、シートは木製。でも、3千円ちょっと取られるん だよね。

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もう夜の10時過ぎてるのに、やっと暗くなってきたっていう感じ。本当に日が長 いなあ、北欧に来たっていう実感。


オスロ中央駅に到着し、日曜日なので唯一開いているセブンイレブンで高―――い簡単なスナック と水を買って、

ホテルにチェックインしたのが10時半過ぎ。

ストーンズのメンバーも、ここオスロの街にいると思うと、いよいよ始まるんだと いう気持ちになった。


翌日は1日オフということで、ホテルの「豪華絢爛サーモンもあるぜ朝食バイキング」をがっつり いただき、

初めてのオスロ、向かうはやっぱりムンクでしょ。

小雨模様の中、まずは地下鉄で「ムンク美術館」へ。

「叫び」「マドンナ」他ムンクの作品をこれでもかというくらい堪能。

「叫び」は 本当に暗いところにあって警備員が数人、物々しい展示だった。

カフェでは「叫び」の絵のチョコが乗ったケーキをいただき、しばし休憩。

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その後、ノーベル平和賞の授賞式が行われるオスロ市庁舎を見学。oslo

その目の前の港からちっちゃなフェリーに乗って、ヴィグドイ地区にある「ノルウェー民族博物館」へ。

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フェリーで戻り、トラムに乗って「カールヨハン通り」を歩いて、一旦ホテルへ帰 還。

ノルウェーの大衆食堂(笑)で、夕食&ノルウェー・ビールで前祝いの乾杯。

夜の8時過ぎでもまだまだ明るく、暑くも寒くもなく、とても気持ちがいい。

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食後の散歩に、オペラ・ハウスへ。

この建物はとても近代的で、道からスロープで屋上まで歩いて行かれるという、ユ ニークな作り。

ホテルの目の前にあり、朝から昼から夜から、みんな歩いて登っていたので、ちょ うど散歩にいい感じ。

景色もいいし、気持ちがいいし、夜が長いと楽しいなあ。

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Today is the day.

いよいよ「14 On Fire Europe Tour」の初日。Norway Oslo, Telenor Arena公演。

ネットの「#Ruter」で調べると、会場までは駅前から市バス31番で約24 分。

16:00からVIPの受付が開始なので、14:00頃のバスを目指す。

それまでは、連れがチェックしていた街中の通りに散歩しながらのお買い物。

今日は朝から天気が良く、とても暖かい。日差しなどは、ジリジリと暑いくらいの 陽気。

行きは地下鉄、帰りはカフェで一休みしながらブラブラと歩いて戻る。

ホテルの近くの唯一ビールを売っているスーパーで、ビールとカップ・ラーメン (これがバカ美味っ!)と

カップ・ボロネーゼ、パスタ・サラダ、ポテチなどを買い込み、LIVEから帰ってからの部屋での打ち上げに備えた。

昨日、このスーパーでビールを買おうと思ったら、アルコール類が入っている冷蔵 庫だけ頑丈に鍵がかかっていた。

いちいち開けてもらうのかなあ?めんどくさいなあと思っていたら、思い出した!

ノルウェーは日曜日はアルコールは販売禁止って本に書いてあったんだ!

まあ、バーやカフェ、レストランではいくらでもいただけるけどね。


「いざ、出陣!」とホテルの部屋を出る。

バスは渋滞もなく順調に進み、見えてきましたTelenor Arena。

見た感じはそんなに大きいイメージはなく、綺麗で新しくて近代的な建物。

バス停は目の前なので判りやすい。

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アリーナの廻りを歩いて行くと、おっ!既にグッズ売り場のテントがあり、ディス プレイも完了してるぞ。

そして、一般の入場口には10人程の人が既に並んで座っている。日当で暑そう。

ほどなくVIPの案内に書かれてあった、VIPの集合場所に到着。

まだ目印のバナーも立っていなく、並んでいる人もいない。

向かいの柵にちょこっと腰掛けられるところがあり、そこに4人程の人が。見ると 首からVIPのカードを下げている。

日陰もないし、人もいないし、まだまだまったりしてるんだなと、近くのグッズ売 り場へ。

ディスプレイを見ると、ご当地Tシャツは3種類。

ポスターで公開済みのノルディック・セーター柄、オーロラ柄、そして、国旗ベロというもの。その他はデザインが一緒かな。

セーターとオーロラのポスターもあったのだが、これがなんと750ノルウェーク ローネだから。約¥17500!!

いくらなんでもこれじゃ高過ぎるよな〜、という事で、ご当地Tシャツ3枚購入。 このTシャツだって約¥5400だもんね〜。

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先ほどの集合場所へ戻り、まったりしていたグループに「キース・サイドとロニー・サイドは選べ るのかねえ?」と話しかけると、

「チケットに書いてあるよ。君はどっちがいいの?俺のはキース側だから、ロニー側だったら中で交換しない?」だって。

そう、今回のTelenor Arenaのゴールド・サークルは、花道で完全にキース側とロニー側に分かれていて、

見取り図にも1がロニー・サイド、2がキース・サイドになっていた。

自分のチケットは1だったからロニー・サイド。でも、めんどくさい事になるのは 嫌だし「ロニー側でOKさ!」と言っておいた。

この人はオランダ人のご夫婦だったが、スイス人だというご夫婦もおしゃべりに入 り、ほどなくすると、皆でVIP入り口に並び始めた。


しかし、暑い。

日陰だと結構涼しくて風もひんやり気持ちがいいのだが、日当で直射日光を受ける と、ジリジリと真夏の暑さ。

アリーナの廻りは、まったく日陰がなく、ほんと、クラクラしそうなほど暑い。

もう一組オランダ人のご夫婦や、ノルウェーのご夫婦なども来て、おしゃべりして いると、ようやくVIPのバナーが立てられた。

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ノルウェー人の奥さんがグッズ売り場から子ども用のTシャツを買って来たので 「お子さんに?」と聞くと、

「孫にだよ!」と嬉しそうに旦那さんがニコニコして答えた。お孫さんにストーンズのTシャツをお土産なんて、いいねえ、微笑ましいなあ。


受付開始の定刻16:00。

「これから建物の中に入り、3階のウェイティング・ルームで受付。そこでアリー ナ入場時間まで待機。バーもトイレもあるのでくつろいで。」

と係員から説明が。

係員を先頭にゆっくり3階へ。

デスクで名前を言ってチェックし、手首にリスト・バンドを巻かれる。

そしてVIPのお土産バッグを受け取り、後は時間まで自由。椅子もあるし涼しい し、快適だね。

しかしこのお土産バッグ。結構大きくてしっかりしたトート・バッグで、リバーシ ブルになっている。

中には、ちゃんと筒に入った特別ポスター、プログラム、首から下げるVIPラミネート。

チケットと一緒に送られて来た説明書に「お土産バッグはライヴ当日手渡し。配送 は一切なし。」

と書かれていたので覚悟していたけど、やっぱりスタンディングでは邪魔だよな〜。

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その後は、お土産バッグを1つにまとめたり(笑)、バーでビールを買って来たり、トイレに行っ たり。

VIP会社の人が、場を和ませるように「皆知らない同士話したら?」と言ったり して、写真を撮ったりしていた。

「あなたがたはどちらから来たの?」と聞き出し、オランダ、ノルウェー、ベトナ ム、コロンビアといろいろ。

「コロンビアが一番遠くからかな?」ときて、こちらに。

「日本からです。」一番遠くから来たで賞になった(笑)

通路やバーがあるところはすぐに入場口があり、なんとリハーサルの音がバッチリ 聞こえる。

トイレに入ってもはっきり聞こえて、一緒にしていた人が「これライヴだよ ね?!」と(笑)

今回は中断後の最初のライヴだし、お楽しみにしていたので、日本を発つ前から ネットでのリハーサル曲などは一切見なかったのだが、

ここへきてリハが聞こえちゃうなんて。

でも、聞こえて来たのは3曲とも定番曲だったからOKだった。

あと、近くにはプレスの控え室などもあった。

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17:00過ぎ、ロニー・サイドとキース・サイドに分かれて列を作る。

ここからは立って並んでのウェイティング。

18;00頃、セキュリティーが「焦らず、ゆっくり、歩いて。決して走らないよ うに。

まだ誰も入場していない、まっさらな会場なんだから、落ち着いてゆっくりと。」と話し、セキュリティーを先頭に歩き出す。

通路をずっと歩いて行き、扉からアリーナ内へ入ると、そこはスタンドの上方。

階段を下り、アリーナのロニー側中央付近からゴールド・サークルの中へ。

皆、大人しくゆっくりと自分の目指す場所へ歩いて行く。

そして到着、ロニー・サイド、Front Row on the Rail!!!

花道からも4人目くらいと、好位置を確保。持ち物も柵の所に置けるしね。

花道の方へ行く人たちも多く、最前列もそんなに横までは埋まらない。

聞く所によると、VIPは100人程で、ロニー側とキース側と50人ほどづつら しい。

だから、広いスペースにVIPだけだとほんのちょろっと埋まっただけのようだっ た。

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落ち着いて、改めてステージを見ると、アジア・ツアーまでのステージとまったく変わっていて、

両側のスクリーンが本当に大きく、正面のスクリーンよりも大きい。

正面のスクリーンは六角形を横長にした形。スクリーンを縁取るデザインも洒落ていて、ライトも点くようだ。

ここの会場は、バカでかい体育館のようで、天井がとても高い。

アリーナはサッカーのピッチがちょうど入る広さで、廻りにスタンドがあるのだが、

そびえるほどのスタンドではなく、天井までの壁のほうが目立つ感じ。


隣はイギリスから1人で来た大人しいおじさん。反対隣はノルウェー人のカップル。

彼らといろいろ話したり写真を撮ったり。

ウォームアップで演奏するThe Big Bangというノルウェーのロック・バンドがリハーサルをしていたのだが、

ノルウェー・カップルの女の子は、「このバンド最高よ!私の1番お気に入りのバンドなの!」だって。

おいおい、ストーンズじゃないのかよ?!(笑)

ノルウェー・バンドのリハが終わり、なんだがざわついて来たなと後ろを見ると、

18:30の一般開場時間になったらしく、皆走って入って来るところだった。

ウォームアップのバンドが19:30からだから、もうすぐだ。

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このThe Big Bangは、ヴォーカル&ギター、ベース、ドラムスの3人組で、風貌はニルヴァーナのよう。

音のほうは、メロディアスな中にもヘヴィーさを持ち、スタイリッシュな感じも持ち合わせ、なかなかいい感じのロックだった。

会場のノルウェー人には、かなり受けていた。


ウォームアップも終わり、BGMではエイミー・ワインハウス、ブラック・キーズ、ジェームス・ ブラウン、

クラッシュ(もちろんLondon Calling!)、その他ブルースなどがかかる。

さあ、いよいよストーンズだ!


ほとんど定刻の20:30頃に場内が暗転。例の悪魔のようなリズムが鳴り出す。

いつもこのイントロが流れ出すと、ドキドキ、ワクワク。うう〜っ、1曲目は何 だ〜!

ドラムスの後ろに、チャーリーやロニーが見える。

「Ladies and Gentlemen, We will you please welcome, The Rolling Stones!!!」

これを聞くと興奮MAX!これ大好き!(笑)

そしてキースが「ジャッジャーン!」うおおおおお!JJF!!!

1曲目にJJFが来たら、オーディエンスも、ストーンズのほうも盛り上がるに決 まってる!盛り上がらない訳がない!連れの予想、大当たり!


ミックは白に黒い柄が入ったシャツに黒いジャケット。キースは緑のシャツに例のサン・ローラン のスカジャン。

チャーリーは赤のTシャツ。ロニーは黄色いTシャツに赤いジャケット。

ミック、元気だ。いつもより力強い感じで、動きも軽快で激しい。

ステージの右へ、左へ、花道へと動き回る。思わずウルウル。


IORRの途中で、ミック上着を脱ぐ。キースは目の前で間奏ソロを。調子は良さそう。

あっ、スクリーンに自分の顔が!

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「All Down The Line」はボストン2日目以来だけど好きな曲。

ここでリサとバーナード登場。ミックは後半ではシャツの前をはだけ、軽快なダンス。

そして早くも花道先端ステージまで行き、長めのパフォーマンス。で、帰りはスキップ(笑)シャツを脱いで顔の汗を拭う。

また、オフ・マイクで間奏の「パッパッ!」という口をしたりノリノリ。

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「Tumbling Dice」の後、中央にオルガンが運ばれた。あ、もしかしてと思ったら、やっぱり「Worried About You」。

うわ、今この曲やるの?!曲名からして、もうウルウル。

ミック、ファルセットもいい調子でしっかり歌っている。

間奏のロニーのギター・ソロがまた最高。ロニー、いいぞ、上手いぞ。

その間、キースはミックの側に寄って微笑み、何か話してる。

間奏が終わって、ミックがハンド・マイクで前へ。かなり力強く歌い、激しい手振 り。

そして、静かな調子になったところでミックがしゃがみながら歌う。これを見て、70年代のミックのステージ姿と重なった。

ほどなく、会場が手拍子を始め、それに合わせてミックも始める。いい感じ。

最後、歌い終わるミックにキースが近づき、「どうだ、こいつは歌いきった。こい つはもう大丈夫だ。」

という顔をしてミックを讃えるような仕草を。もう、号泣。

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この日のリクエスト曲は、「Let's Spend The Night Together」。

おっ、いいじゃない、久しぶりだし。ほんとは「Doo Doo Doo Doo Doo」に投票したんだけどね。

キースは、始めからしっかり設置されたマイク・スタンドで(笑)軽快なコーラス を入れる。

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バンド紹介では、ロニーの時にノルウェー語で「靴ダサッ!」が出たようで、受けていた。

キースは紹介されると、めずらしく花道まで出て行って挨拶。


キース・コーナーは曲目変えてくるんじゃないかな、と思っていたのだが、当たり。

アジア・ツアーでは演らなかった「You Got The Silver」が再びリスト・イン。

昨年のボストン以来だけど、ロニーとのツイン・アコギ、いいなあ、好きだなあ。

最後は、2人で肩を組んでにっこり。

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キース2曲目は、なんと「Can’t Be Seen」。これは久し振り。いつ以来だろう。

ここの間奏で、キースはいい調子でギターを弾いているのだけど、なんかダラダラ してきたぞ。

キースはチャックのほうを見て、間奏まだ終わらないのかよ、と苦笑い。そこでやっと間奏が終了。

エンディングも、ちゃんと終わらせようぜ、と苦笑いしながらチャックを見てい た。


そして「Midnight Rambler」で、ミック・テイラー本日初登場。

最初のミックのハープとテイラーのギターの掛け合いでは、おでこを付き合わすよ うに。

ミックのダンスも絶好調。3人のギターも絶好調。

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「Gimme Shelter」ではリサが熱唱。

それにしてもリサ、凄過ぎ。上下黒のタンクトップにピチピチパンツとい出で立ちだけど、物凄いの一言。

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この頃になると、もう汗びっしょりの、喉カラカラで、ヘロヘロ。

しかし、ミックは衰え知らずのパフォーマンスで絶好調。

だめだ、俺も頑張らなくちゃ!(笑)

ここから後は、怒濤の定番ヒット・パレード!


アンコールの「You Can’t Always Get What You Want」では、もちろん生コーラスが登場。

ミックがVery Youngと言っていたが、本当に若くて可愛い女の子たち。高校生くらいかな。

そういえば、今朝のテレビで、会場前でインタビューを受けていたのを生で中継し てた。

曲が終わってからのアウトロで、思い思いに踊ってたのが可愛かったな。


そして、とうとう最後の曲「Satisfaction」。

間奏でキースは颯爽と花道を進みながら、ギター・ソロ。

おかしかったのが、そのキースを追ってミック・テイラーが花道を行こうとするの だが、

あいにくテイラーのアコギはアンプからコードが繋がっていて、花道の入口くらいまでしか進めない(笑)皆のはワイヤレスなのにね。

何度か後ろを見たりしていたのだが、やっぱり進めない。諦めたテイラーは寂しく後ろへ戻って行った(笑)


その後、いい調子でソロを弾いているキースだが、

「そろそろ戻れよ、俺が行くんだから」といった感じでミックが花道へキースを呼びに行き、

そうかそうかと戻って来たキースは苦笑い。ミックと何やらコンタクトすると、ミックはすぐに花道へ。

ロニーはこの時、めずらしくファイアー・バードを弾いていた。

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そして、エンディングでは両サイドのスクリーンの前で、なんと花火が!

屋外ではないので、スクリーンの上くらいまでの高さだが、花火、火柱、爆発と、 こちらに熱さが感じる程のものが上がった。

屋内の会場だったので、思ってもなかった花火にビックリ!


そして、最後の最後のお辞儀の時、なんと、今までいつも一緒にお辞儀に加わっていたミック・テ イラーがいない?!

そのまま4人でいつものようにお辞儀をして、ステージの後ろに帰って行った。

いったいどうしたんだろう?

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今回連れと勝手に「ミックにエールを送りに行こう!ツアー」と題して遠征したオスロ公演。

ミックは、そんな思いは全く必要ないほどの、熱い、気合いの入った、完璧な素晴 らしいパフォーマンスを見せてくれた。

キースも笑顔を見せながら、真剣に、しっかりプレイしていたし、チャーリーはい つも変わらずの様子。

ロニーのギターも冴えに冴えていて、バンド自体、終止素晴らしいタイトな演奏で、僕らをノックアウトした。

こんなにミックの名前を叫んだのも初めてだったな。


終わった後は、汗びっしょり、喉カラカラ、足ガクガクの状態だが、嬉しい・楽しい・満足な疲労 感。

場内の水飲み場の列に並び、まずは水分を補給。見ると、皆汗びっしょり。

ビールのプラスティック・カップが散乱した会場を、後ろからステージを振り返り ながら退場していった。

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帰りのバスは、降りたバス停からは乗れないようで、皆余韻を楽しみながらゾロゾロと1つ先のバ ス停まで歩いていった。

空を見ると、遠くにはまだ夕焼けが!もう夜の11時なのに!

順調にホテルまで帰り、まずはシャワーを浴びて、買い込んであったもので連れと 打ち上げ!

2時過ぎの就寝となった。


翌日は、オスロを発つ日。

昼まで時間があるので、国立美術館へ。

ここにも、ムンクの「叫び」があるので、ムンク美術館のものと見比べる。

その他にも、たくさんの名作を堪能。

そして、12:30のFlytogetで空港へ向かった。

こうして「ミックにエールを送りに行こう!ツアー」は、無事終了。


そういえば、オスロの空港でベロ・ジェット見掛けなかったなあ。

でも、ミックの完全復活、STONESツアー再開、おめでとう & ありがとう!!!





Jumping Jack Flash

It's Only Rock'n Roll

All Down The Line

Tumbling Dice

Worried About You

Doom & Gloom

Let's Spend The Night Together (by request)

Emotional Rescue

Honky Tonk Women

--- Band introductions

You Got The Silver (Keith)

Can't Be Seen (Keith)

Midnight Rambler (with Mick Taylor)

Miss You

Gimme Shelter

Start Me Up

Sympathy For The Devil

Brown Sugar

--- Band off stage

You Can't Always Get What You Want (with the the "Edward Grieg Youth Choir")

Satisfaction (with Mick Taylor)




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チケット、リスト・バンド、VIPカード                      VIPお土産



翌日の新聞各紙

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Aflenpoften紙

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VG紙

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Dagbladet紙