DUBLIN 11.Sep.2003

 

さてさて、ダブリン2日目の前日。

夜8時頃にホテル近くのパブで、最高!!!仲間のbabieさんと待ち合わせしていたのですが、

飛行機が遅れたとのことで、そこでは会う事が出来ず、 しかし、無事、ホテルのロビーで再会。

近くのパブへ行き、うちの奥さんと3人で「ミニミニ姉妹会inダブリン」が盛大に行われました。

2日目当日、babieさんも同じホテルでしたので、一緒にFull Irish Breakfastを戴き、我々は会場へ。

1日目と同じような時間(この日は11時ちょっと前)に到着し、35、36番。1日目より、2番前です。



番号を書いてもらうと、「shigeさんですか?」と日本人の方から声を掛けられ、なんと、その方が、あの有名な「Hot Staff」のatsu-yさんでした。

1日目にいらした日本人の方たちも、7時頃から既に並んでいらっしゃり、またまたいろいろな話で盛り上がりました。

この日は天気も良く、Tシャツでも全然OK。 途中、皆でパブへ行ったりして、2日目のSTONESをワクワクしながら待ちました。

並んでいる間、ニュースのFM局がインタヴューに来て、私も2、3質問を受け、

最後に、何でもいいからとマイクを向けられ、「すとーんず さいこう!!!」と叫んでおきました。(笑)

いよいよ開場し、超早足で(笑)中へ。 今日もロニー側目指して突き進み、なんと、1日目と全く同じ位置の最前列をゲット!!!

ダブリン2Daysを最前列(リサ様対面♪)で見れるなんて!!!

そして、ほどなくbabieさんが私たちのすぐ後ろに来ました。

2日間ともそうだったのですが、早くから並んでいた100〜150人くらいは前を目指してドドッと入るのですが、

それからは、前座が始まる頃までは、なかなかいっぱいにならないといった状況でしたね。

ダブリン2日目は、「9・11」。 そうです、NYのワールドトレード・センターのテロ事件から、ちょうど2年だったのです。

ライヴが始める前、1分間の黙祷がありました。 ライヴ会場での黙祷は、初めての経験でした。

この日の前座は、Thrills。アストリアにも出たみたいで、ダブリンのバンド。 結構人気があるみたいで、歓声も多かったですよ。

メロディアス、フォーキーな味付けもあり、なかなかいいバンドでした。 後から知ったのですが、5月に来日もしており、結構人気もあるらしいです。

1日目のバンドもThrillsも、日本盤も出ており、若い子には売れてるみたい。(笑)

この写真の中の最前列に・・・私の姿が?!

この日の会場は、始まる前から結構熱気があり、始まる前に既に脱水症状で運び出される人も。

私たちも、トイレ対策として朝から極力水分は押さえており、

前座が始まった頃から徐々にペットボトルの水や、babieさんに教わったゼリー飲料を取り始めました。

さて、STONESですが、この日も熱い熱いステージを見せてくれました。

セットリストは、1日目とだいたい同じような構成で、「If You Can't Rock Me」が「Rocks Off」に、「Wild Horses」が「Angie」に、

「Everybody Needs Somebody To Love」が「I Can't Turn You Loose」にといった感じでしたね。

そして、キース・タイムに、ついに!「The Nearness Of You」が聞けました!!!

いやあ、やっぱりいいですね〜!生で聞くと、ブルッときます。

演奏が進むにつれ、会場も熱狂の坩堝と化し、熱気で運び出される人が、近くでも何人も出てきました。

そして、「CYHMK」が「Midnight Rambler」となったのですが、このランブラー、いつもとギター・フレーズやアレンジ等が少し変わっていました。

なかなかタイトな、重い感じの素晴らしい演奏でした。

さて、今日の面白シーンですが(笑)、 まず、コーラス隊登場の時、すかさずリサ様に大きく手を振ると、

「あらあ!は〜〜い!♪」と満面の笑みで手を振替してくれました!

いでたちはというと、ベージュ系のタンクトップ超ミニワンピにクリスタルのフリンジがたっくさん。 リサ様のおみ足って、ほんと、綺麗だなあ♪

この日の会場は熱気ムンムンで、 リサ様、後半から長い髪を後ろに一つに結んでいました。 それがまた、せくすぃで素敵なことっ♪

そのリサ様、HONKYではミックとまたまた絡み、ミックの後ろにピッタリと張り付き、Tシャツを捲り上げます。

どんどん捲り上げて行き、胸まであらわに。 その間ミックは両手をリサ様のおしりへ持っていき、なでなで。腰を振って、すりすり。

リサ様は、ミックの裸の上半身をねっとり愛撫〜! そこで、思わずミックが「おおお、感じたぜい」といった風に、本当に感じていたのが笑いました。

感じたミック、Tumbling Diceでは、間奏の時目の前でペットボトルの水をグビグビ。

美味しそうに飲んでいたら、歌が始まってしまい、慌ててボトルを投げ捨て、中央のマイクへ走ったのですが間に合わず。(笑)

ミック、照れたようにごまかして歌っていました。これもブートが楽しみ。

また、目の前でタオルを頭の上で振り回していたのですが、タオルから布埃が・・・

ミック、思わず「ゴホン、ゴホン」と咳き込んでしまい、babieさんと顔を見合わせて笑ってしまいました。

atsu-yさんが書かれているように、「Paint It Black」は皆の歓声が凄かったですね。

あまり演らなかった曲ですし、古めの曲なので、やはり人気があるのでしょう。とても素晴らしい演奏でした。

そして、最後。リサ様はまたまた足元のセット・リストを、例のポーズで2枚剥がしました。 1枚目は、私より3、4人外側の人にスローイン。

次は誰にあげようかしらと、ステージ中央の方へ歩きかけたその時・・・

リサ様、大きく手を振る私に、はっと気付き、「あらん!あなたがいたわよねん♪」と満面の笑みを浮かべ、ストライク!!!

無事2日目もリサ様とのキャッチボール、完了ですよ、酔人婆爺さんっ!!(笑)



それにしても、リサ様のコントロールは最高ですね!!

1日目と同じく、この日もリラックスして楽しそうな、それでいて熱い、素晴らしい演奏を聞かせてくれました。

メンバー皆が、こんなにご機嫌な様子は見たことありません。

LICKSツアーも1年が過ぎ、だいぶこなれてきていい演奏になっているのではないでしょうか。

ライヴ終了後、皆で会場の前で記念撮影をし、街中のテンプル・バーというパブなどが集まる地区まで歩きました。

どこのパブも満員だったのですが、やっと座れるところを見つけ、みんなでギネスで乾杯!!!

店の中は、ベロTを着た、STONES帰りの人たちでいっぱい。

一緒に並んでいた世界中の人達もいて、みんなで「よかったね〜!!」と大盛り上がりでした。

結局3時まで盛り上がり、atsu-yさんらと再会を約束し、ホテルへ帰って寝たのが4時でした。

翌朝、帰りの飛行機がめちゃくちゃ早く、7:15にタクシーを呼んでいたのですが、起きたのが7:12!

ダブリン、本当にいいところでした。 パブもパブ飯も、そして勿論STONESも!!! また、是非行ってみたいと思っています。

 

おまけ

帰国の日、ホテルから空港へ乗ったタクシーの運ちゃんが凄く楽しい人でした。

乗ってる間中いろいろ話をしていたのですが、「STONES見てきたぜい!」と言ったら、「おおお、良かっただろ〜!」と乗ってきたのです。

そして、「朝11時から並んで、終わったのが夜11時半だよ」と言うと、彼「CRAZY!!!」

「2日とも同じようにして見たんだぜい!」と言うと、彼「MAD!!!」

でも、その運ちゃん、22年前にSTONESがダブリンでやった時、見に行ったんだと言ってました。

そこで、ちょうどラジオから流れてきた「Pait It Black」。

運ちゃんは「Yeh!」と、ボリュームを上げてくれました。

 

 

 

★アメリカ・日本で見なかった、会場でのSTONESみやげ★

  

首から掛ける、偽バックステージ・パス。小さく「No Backstage Access」と書いてあります。(笑)

ベロ型座布団。ではなく、下から手が入れられる、サイン・ボード。(笑?)でも、本当に座布団にもなります。